バスマガジン 130号

小生がのちのち調べるかもしれない季刊『バスマガジン』の事業者特集などを書き記しておく、それだけのために更新しているメモ帳代わり。今回は9月刊行の『バスマガジン 130号』の感想めいたものになります。

まずは、前号の予告をチェック。129号の予告では、「 おじゃまします!!バス会社潜入レポート [西武バスグループ]」、「電気バスって実際のとこ、どうですか?航続距離、充電時間、メンテナンス、運転フィールなど諸々、現場でぶっちゃけインタビュー!!」、「ボチボチ、ラストスパートの大阪関西万博。いろいろと話題を作ったバスたちの活躍っぷりはどうだった?」、「そういや最近見なくなったアレ、どうなった?「ハイブリッドバスが減っている伝説」を検証」、「編集長司令リターンズ!!ついに古川レポーターがプロのバスドライバーとして営業路線運行デビュー!!」、このほか、バス情報・企画満載!!となっていましたが、掲載されたのはバス会社潜入レポートの西武バスと、古川レポーターの営業路線運行デビュー記事だけ。大阪関西万博は呑気なバスマニア誌の取材に相手している場合ではなかったようです。ハイブリッドバスが減っているという検証記事は予告の段階で掲載されることはないと思っていましたが、そもそもどんな資料を基に検証するつもりだったのか・・・。掲載されなかったのが残念でなりません。

BJハンドブックシリーズ X118

バスに関する書籍を購入したら感想めいたものをブログに書いておくシリーズ。
今回は今年7月に刊行した『BJハンドブックシリーズX118 三重交通』を、今更ですが更新です。


社番:3322.PA-LR234J1改(04年車)。2025年7月記録。

BJハンドブックシリーズでは久々の登場となった三重交通。 前作はニューハンドブックス時代の2001年刊行『BJニューハンドブックスNo.35 三重交通』です。BJハンドブックシリーズは京浜急行バスや西武バスなど15年以内のサイクルで刊行する事業者が多いイメージですが、今回の三重交通をはじめ西日本JRバス・中国JRバス、岩手県交通、北陸鉄道、しずてつジャストラインなど2冊目刊行まで20年以上費やした事業者も少なくありません。あらためてBJハンドブックシリーズの歴史の長さを実感します。ちなみに『バスマガジン』の「事業者潜入レポート」では2017年の86号で三重交通を取り上げていますが、この回の執筆担当は珍しくBJエディターズではありませんでした。
本作の掲載事業者はタイトルとなっている「三重交通」のほか、「三交伊勢志摩交通」、「三重急行自動車」、「八風バス」の3社で、2025年2月28日現在の在籍車両をもとに編集しています。なお、三重交通の持株会社となる三重交通ホールディングスには名阪近鉄バスも子会社として存在していますが、さすがに掲載対象にはなりませんでした。
本作は、車両編・歴史編・紀行編というBJハンドブックシリーズでは安定・おなじみの3部構成となっています。「終点の構図」は三重県北牟婁郡紀北町の「島勝」です。
   
車両編は「現有車両のアルバム」・「現有車両一覧表」・「現有車両車種別解説」を掲載。2025年2月28日現在の在籍車両がもととなっていますが、「本作取材前の3月下旬に20台余りの廃車が出ている 」ため、KC規制車のツーステップ車や初期ノンステップ車の掲載写真はナンバープレートも外れ社名表記も無くなった状態です。そんな状態でも、資料として掲載しておきたかったのかもしれません。掲載の車両リストの一部に廃車が出ているとはいえ、20年以上前に刊行した前作の掲載車両が最古参車クラスとして残っていることに驚きます。
歴史編は、前作刊行から20年以上あるので近年部分を大幅に追加しています。このため前作の近年部分記述の一部は修正や削除をしている所もあります。
紀行編は「三重交通を乗り継いで お伊勢参りと二見・鳥羽の海へ」。今回はバスタ新宿から夜行高速バスでスタートし、三重交通のフリー切符「伊勢鳥羽みちくさきっぷ1DAY」を利用し伊勢市駅から伊勢神宮、二見浦、鳥羽の観光スポットを楽しむ乗り歩きルポとなっています。
感想めいたものはこのくらいにして、ここからはこのエントリ作成のため7月に記録した三重交通の一般乗合車の画像を並べていきます。
なお、本文中の「斜字 」部分は本作からの引用部分、型式・年式は掲載の「現有車両一覧表」を参照しました。

バスラマ 211号

連日の猛暑で身体はヘトヘトです。気温40度超が日本で珍しいものでなくなるとは。暑さはまだまだ続く予報も出ているので、もうどうなるんだかという感じです。というわけで、月末恒例バス雑誌の感想という名の、街角バスウォッチングも命懸け。偶数月はバスラマこと、『バスラマインターナショナル211号』です。

今号も特集と銘打たれたものはありませんが、「大阪・関西万博のバス<ワイヤレス給電バス・自動運転バスを中心に>」と題したイベントレポートと、「成長を続けるEVモーターズ・ジャパン 佐藤社長に聞く&ラインアップ一気乗り」と題した試乗&レポート記事に結構なページ数を割いています。

イベントレポートの「大阪・関西万博のバス<ワイヤレス給電バス・自動運転バスを中心に>」はタイトルの通り、大阪・関西万博会場内で運行しているシャトルバス「e Mover」運行車両の話題を中心に、JR桜島駅から会場への駅シャトルバスについても取り上げています。バスラマでは大阪・関西万博のバスについて、開催前の208号で運行概要・予定を紹介していましたが、今回は実際に運行している状況での取材記事。やはり臨場感が違います。専門誌による記事ですから、万博会場でどのようなバスが運行していたのか等、後々の資料にもなる内容です。


社番:73-5170.2025年8月記録。
JR桜島駅からのシャトルバスは「桜島駅前に大規模なバスターミナルを新設するとともに、大阪市内の各事業者が大型電気バスによる運行を担当 」しています。運行「事業者はOsaka Metro/大阪シティバスを筆頭に、南海バス、阪急バス・阪神バス、近鉄バス、京阪バス、西日本JRバスなどで、いずれも大阪府の万博関連の補助金で導入した電気バスを使用 」しています。画像は大阪シティバスに在籍するEVモーターズ・ジャパンF8シリーズ2の10.5mサイズ。桜島駅からのシャトルバスの主力モデルとなっています。

全国の様々なバスに関する話題を取り上げたレポート・トピックス記事で、小生的に最も気になったのが「8年間のモデルライフを終えるトヨタSORA」というレポート記事。「トヨタでは2025年度をもってSORAの発売を終了し、今年度中に受注済みの車両を生産すると次世代モデルにバトンを渡す 」というちょうどよいタイミングで、トヨタ開発陣への取材をもとにSORA発売開始からの歩みを紹介しています。
SORAは当初から「6年間のリース契約で販売 」してきましたが、「現在SORAを採用済みで、次世代燃料電池バスの導入を予定する事業者 」には「期間の延長に対応し 」、「新車時から7~8年のリースとなる見込み 」とのこと。リース期間の延長が可能になったのも「きめ細かく車両状態を確認する遠隔監視機能により期間を延長しても問題ないという感触が得られた 」ためとのこと。さすがにバスで6年しか使えないというのはあまりにも・・・という感じだったので延長は妥当なところでしょう。


車号:S-D110.2025年8月記録。
東京都交通局は東京オリンピック2020に向け、SORAを複数年にわたりまとまった台数導入しました。画像のSORAは新車から既に6年を超えているD代車なので、リース期間を延長しているのでしょう。とはいえ、現在の都営バスからすれば7~8年で代替となるのは、異例の短さですが。

バスマガジン 129号

奇数月末は『バスマガジン』誌の感想めいたものを書いてきましたが、昨年から季刊誌となってしまったので7月末の刊行はありません。とはいえ、拙ブログの月末は何かしらの感想めいたものを書いておきたい。ということで、小生がのちのち調べるかもしれない『バスマガジン』事業者特集などを書き記しておく、それだけのために更新しているメモ帳代わり。いまさらですが6月下旬に刊行した『バスマガジン 129号』の感想めいたものを更新です。

まずは、前号の予告をチェック。128号の予告では、「 おじゃまします!!バス会社潜入レポート [阪急バス]」、「発表・試乗から2年!!ついに営業運行を開始した[いすゞエルガEV] その仕事っぷりを見に行く!!」、「大阪・関西万博の周辺を走るバスたちの活躍っぷりを見てきた!!」、「あのトルコからやってきた超小型バス[e-JEST]の1扉量産型に試乗!!」、「バスの床考察。ステップってそんなに“悪”ですか?今も全国でワンステ、ツーステ車の大活躍中!!」、このほか、バス情報・企画満載!!となっていました。
今号掲載の事業者潜入レポートは阪急バスでなく会津乗合自動車でした。拙ブログでは事業者潜入レポートの予告違いは重大インシデントと勝手に認定しているので、きちんとメモしておきます。ちなみに前回の事業者潜入レポート予告詐欺は2024年1月刊行123号で立川バスの予告に対して山梨交通が掲載された事象でした。なお、今号で予告通り掲載されたのは「いすゞエルガEV」記事くらいでした。
予告詐欺は当たり前すぎて知らん顔というバスマガジンですが、今回は目次の下に「今号のバス会社潜入レポートは[阪急バス]としていましたが、諸般の事情により変更となりました。 」というおことわりがあります。編集後記でも事業者潜入レポート掲載事業者の変更をお詫びするとともに、「阪急バスは大阪関西万博でご多忙とのこと 」と変更した理由を明らかにしています。ご多忙なら仕方ありませんし、「大阪・関西万博の周辺を走るバスたちの活躍っぷりを見てきた!!」記事が無いのも理解できます。ただ、床考察記事が無いのは何故なんでしょうかね。

出かけた報告など



7月に沖縄県那覇市へ出かけました。晴れている時間もありましたが、なんとも微妙な天気でした。飛行機のチケットは何ヶ月も前に買っていたので、天気が悪いとか言っても仕方ありません。

さて、バスマニアなら那覇市内で絶対立ち寄る「県庁北口」交差点。交差点の広告ビジョンから流れるのが「沖縄あるある」ヘビーローテーションだった2022年。2025年7月小生的に印象に残ったのは選挙とパルコのCMです。

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