旭川市内で見たバス2025(ふらのバス編)

6月に旭川へ出かけた際に記録したバス画像のよせ集め、「旭川市内で見たバス2025」シリーズ。今回は記録出来た「ふらのバス」の画像を並べていきます。

なお、型式・年式は「バス会社潜入レポート 旭川電気軌道/ふらのバス 保有車両一覧表」『バスマガジン125号』(2024),講談社ビーシー/講談社 を参照しました。


旭川230あ2011.LKG-RU1ESBA(11年車)。
ふらのバスは旭川電気軌道が富良野地区で営業していたバス事業を引き継いだ事業者です。旭川電気軌道と富良野市が出資しており、いわゆる第3セクター企業となります。旭川駅前では、旭川と富良野を結ぶ「快速ラベンダー号」運用車両を見ることが出来ます。
この日はインバウンド旅行者の乗車が多く見込まれたからなのか、記録出来た「快速ラベンダー号」運用車両はハイデッカー車だけでした。まずは2011年に貸切車として導入した廉価グレードの日野セレガ。貸切車から「快速ラベンダー号」へ路線転用し、塗装はカラフルな花いっぱいの路線車カラーに塗り替えられています。ちなみに、ふらのバスの貸切車の塗装は旭川電気軌道と同じ白地に金銀色の雪の結晶を採用しています。


旭川230あ1402.QRG-RU1ASCA(14年車)。
こちらも貸切車として導入後、路線転用となった廉価グレードの日野セレガ。
ふらのバスは貸切から「快速ラベンダー号」向けに路線転用という車両活用サイクルが確立しているようです。


旭川230あ1602.QTG-RU1ASCA(16年車)。
行灯部などにLED行先表示機を装備し、当初から「快速ラベンダー号」向け路線車として登場した日野セレガ。フロントガラス下のオーナメントライト、側面窓まで伸びたJピラーを装備していることから、そこそこのグレードを採用したようです。


旭川230あ1702.QTG-RU1ASCA(17年車)。
貸切車として導入後、路線転用となった廉価グレードの日野セレガ。LEDアイラインが特徴の社外品ヘッドライトを取り付けています。


旭川230あ2401.2PG-RU1ASDA改(23年車)。
JR北海道が2024年にJR根室本線の富良野~新得間を廃止しバス転換を決定したことをうけ、沿線自治体はバス路線の開設など新たな地域の足を構築することになりました。
ふらのバスは西達布線を幾寅駅まで延伸することになり、新たに車椅子リフトを装備した日野セレガを3台導入しました。このうちの1台が「快速ラベンダー号」の運用に入っていました。

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