BJハンドブックシリーズ X120

バスに関する書籍を購入したら感想めいたものをブログに書いておくシリーズ。
今回は2026年1月に刊行された『BJハンドブックシリーズX120 仙台市交通局 青森市交通部 八戸市交通部』です。


仙台230あ2411.2RG-LV290N4(25年車)。2026年1月記録。


青森200か1390.2TG-KV290N3(22年車)。2025年9月記録。


八戸230あ2009.2KG-KR290J4(20年車)。2025年9月記録。

東北地方で公営企業体の市営バスを運行する3事業者を取り上げた本作。表紙の写真は仙台市交通局の車両、バスの塗装を模したイラストは青森市交通部・八戸市交通部を左右に分割した装丁です。3事業者を取り上げた場合、このようにデザインすることが分かりました。

BJハンドブックシリーズで取り上げられるのは3事業者とも初めてですが、仙台市交通局だけは執筆をBJエディターズが担当している『バスマガジン』誌「事業者潜入レポート」の2023年122号で取り上げています。このため仙台市交通局の現有車両紹介写真は既にバスマガジンで掲載されているものも含まれています。

さて、本作の掲載事業者はタイトルの通り「仙台市交通局」・「青森市交通部」・「八戸市交通部」の3事業者だけで、2025年9月30日現在の在籍車両をもとに編集しています。構成はBJハンドブックシリーズの安定&おなじみとなった、車両編・歴史編・紀行編の3部構成です。車両編・歴史編は事業者毎に分けているのは当然のこと、紀行編も仙台市交通局を乗り歩きレポート、終点の風景を青森市交通部と八戸市交通部から選定しています。
   
車両編は「現有車両のアルバム」・「現有車両一覧表」・「現有車両車種別解説」を掲載。

仙台市交通局は毎年まとまった台数の新車を導入していますが、公営バス事業者からの移籍車も少ないながら並行して導入しています。古参格となるのが国内ディーゼル4社から1996~2000年に導入したKC規制車ですが、そのほとんどは保留車となっているので運行に入ることは少ないようです。保留車というのは仙台市交通局の特徴的な車両扱いで、「営業用として運輸局に登録しているものの、事業用として公表してはおらず、年度末までに廃車予定の車両 」となります。

青森市交通部は2000年代の車両代替を移籍車メインで行い、コスト削減による経営再建を進めました。2010年代以降はコンスタントにノンステップの新車をまとまった台数導入し車両代替を進め、並行して東京都交通局からの移籍車も導入しています。最古参車は1台だけ残る1998年に導入した富士7Eボディ架装のいすゞLVツーステップ車ですが、掲載写真を見ると行先表示機は取り外されており廃車直前という感じです。古参格といえるのが数台残る生え抜きのKL規制車で、次いで東京都交通局から移籍したPJ規制車となります。

八戸市交通部は路線車を1972年から長らく、いすゞ車のみ採用していました。2000年代は車両代替を移籍車導入メインで行っていましたが、2010年代からまとまった台数の新車導入を再開しました。2015年からは東京都交通局移籍車の導入も並行して行うようになり、在籍車全てが交通バリアフリー法適合の低床車となりました。新車の導入は2022年以降お休みしていますが、東京都交通局からの移籍車導入は継続しています。古参車は東京都交通局から移籍したKL規制車の2003年式いすゞLVです。生え抜きの古参車は2007年導入車ですので、東京都交通局移籍車で東京都交通局移籍車を代替するサイクルがしばらく続くことになりそうです。

歴史編は、仙台市交通局が9ページ・青森市交通部と八戸市交通部はどちらも4ページという分量です。3事業者とも市営バスの成立~最盛期~経営再建への流れ、近年の取り組みや競合事業者との協業への動きなど、若干駆け足気味なところはありますがコンパクトにまとめています。

紀行編のルポは「仙台市営バスを乗り継いで 広瀬川をさかのぼる」。今回は仙台から観光周遊バス「るーぷる仙台」や路線バスを乗り継いで作並温泉へ行く仙台市営バスに絞った一日乗り歩きルポです。さすがに仙台・青森・八戸の市営バス全ての乗り継ぎ旅にはしませんでした。
「終点の構図」は八戸市交通部の「八戸学院大学」と、青森市交通部の「後潟」の2箇所を掲載。「後潟」終点は集落の外れに位置するとのことですが、撮影時期&時間の関係でより荒涼とした場所に見えます。

感想めいたものはこのくらいにして、ここからは小生手持ちの「仙台市交通局」、「青森市交通部」、「八戸市交通部」の画像を並べていきます。

なお、本文中の「斜字 」部分は本作からの引用部分、型式・年式は掲載の「現有車両一覧表」を参照しました。 

<仙台市交通局>

仙台230あ6781.KC-LV280N(97年車)。2019年11月記録(再掲)。
まずは仙台市交通局の車両画像から並べていきます。仙台市のバス事業は1942年にいわゆる戦時統合で市内の民間事業者を買収したことでスタートしました。
仙台市交通局の2025年9月30日現在の車両数は乗合のみ459台で、ほかに保留車22台が在籍 」しています。メーカーの内訳は保留車を含め「いすゞ341台、三菱ふそう77台、日野52台、日産ディーゼル11台 」となっています。「若草色に紺のライン 」というボディ塗装は1954年から採用したデザインです。窓下の帯はワンマンカーなど用途によりいくつかのパターンを採用していましたが、現在は黄色の縁取りをした紺色のみとなっています。
まずは仙台市交通局の古参格となるツーステップ車から、富士7Eボディを架装したいすゞLVツーステップ車。2019年に記録した画像を今頃引っ張り出すのも気が引けますが、現在は保留車となっているのだからご勘弁を。
ちなみに仙台市交通局は「2006年に仙台ナンバーがスタートしたのに伴い、旧年式車を除き仙台ナンバーによる希望ナンバーへの切り替え 」を行いました。


仙台230あ207.KC-LV280N改(00年車)。
ワンステップ車は1998年度から導入を開始。このあたりの低床車から図柄入りの仙台ナンバープレートに交換しています。
画像は2000年に登場したフロント2枚ガラス仕様のキュービックボディを架装したいすゞLVワンステップ車。フロント1枚ガラス+オーバーラップワイパーはキュービックボディの大きな特徴でしたが、抵抗感をもつ事業者が少なからず存在しました。このためキュービックボディのモデル末期にフロント2枚ガラス仕様がオプションとして登場しました。
仙台市交通局はこのボディを6台導入しましたが現在残るは4台、しかも3台が保留車となっているので見るのは難しそうです。


仙台230あ1094.KL-LV834L1(05年車)。2022年11月記録(再掲)。
1999年からノンステップ車の導入を開始した仙台市交通局。フルフラットタイプをあえて導入していたようで、エルガにモデルチェンジしてからもフルフラットなtypeーBノンステップを採用しました。仙台市交通局はこれまで大型車を標準尺メインで導入してきましたが、ノンステップ車となってからは短尺車で導入するようになりました。またノンステップ車には正面行先表示横の扉側に車椅子マーク、運転席側に仙台市オリジナルと思しきノンステップバスピクトグラムを貼っています。


仙台230あ1210.PJ-KV234L1(06年車)。2022年11月記録(再掲)。
フルフラットノンステップバスが販売ラインナップから無くなったので、2005年度以降の導入車は国交省標準仕様ノンステップバスとなりました。2005年度に導入した大型ディーゼル車となったのが、画像の日野KV。いすゞLV・日野KVか外観で見分けるのが困難なPJ規制車で、しかもサーモキング製クーラーを搭載。てっきりいすゞLVと思っていました。


仙台230あ601.PJ-MP37JK(07年車)。2022年11月記録(再掲)。
当初から仙台ナンバーで登場した2006年度導入車から、導入年度を組み合わせた希望番号で取得するようになりました。ただ、仙台市交通局の新車は早くて年末、だいたい年度末に登場するので、初度登録年とナンバープレートの年度とずれることに。
そんな2006年度に導入した大型ディーゼルノンステップ車となったのが、三菱ふそうMP。クーラーは三菱重工製を搭載しています。この年の三菱ふそう販社は入札に積極的だったようで、中型MKノンステップ車も登場しています。


仙台230あ602.PJ-MP37JK(06年度導入車)。
三菱ふそうMPの後面側はこんな感じ。運転席側最後部の窓も開閉可能な仕様を採用しているのが仙台市交通局の特徴といえます。


仙台230い702.PKG-RA275KAN(08年車)。2022年11月記録(再掲)。
2007年度に導入した大型ディーゼルノンステップ車は日産ディーゼルRA。サーモキング製クーラーを搭載しています。日産ディーゼル車の導入は2007年度が最後となりました。


仙台230い708.BJG-HU8JMFP(08年車)。2026年1月記録。
2006~2008年度は並行してハイブリッドノンステップ車も導入しました。当時ハイブリッドモデルを販売していたのは日野だけなので、日野ブルーリボンシティハイブリッドの指定席となりました。全車霞の目営業所配置で、標準尺を採用しているのがポイントです。


仙台230あ957.PKG-LV234L2(10年車)。2026年1月記録。
いすゞ販社が仙台市交通局の入札に本気を出し始め、2008年度以降の大型ディーゼルノンステップ車はほとんどいすゞ車となりました。画像は2009年度に導入したPKG規制車のいすゞLVノンステップ車。運転席側最後部の窓は上部開閉仕様となっています。
一部年式の導入車は払い出しナンバー時代に導入した車両との重複を避けるため、51からの番号を取得しています。画像の2009年度導入車は2003年度導入車との重複を避けるため951からの番号を取得しています。


仙台230あ1315.QPG-LV234L3(14年車)。2026年1月記録。
2013年度に導入した、いすゞLVノンステップ車。
仙台市は世界の7都市と国際姉妹都市・友好都市を結んでおり、そのPRとして市営バスに全面ラッピングの「姉妹都市バス」を運行しています。画像の車両は国際姉妹都市のアメリカ合衆国リバサイド市をPRした「リバサイド号」です。

仙台230あ1403.QPG-LV234L3(15年車)。2026年1月記録。
2014年度に導入したいすゞLVはMT車とAT車を導入しました。こちらはMT車。


仙台230あ1421.QKG-LV234L3(15年車)。2026年1月記録。
外観からは分かりませんが、こちらはAT車。AT車は6台のみの導入。
ちなみに仙台市は全面ラッピングバスの運行も可能なので、スポンサーのカラーを打ち出したカラフルな車両が走っています。カラフルすぎてどこのバスだか分からないため、全面ラッピング車には識別対策として前面・側面・後面に大きく「仙台市営 一般乗合」と表示しています。


仙台230あ1514.QKG-LV290N1(16年車)。2026年1月記録。
2015年度から現行ボディにモデルチェンジしたいすゞLVの導入を開始しました。2015年度導入車はAMTを採用しました。


仙台230あ1510.QKG-LV290N1(16年車)。2026年1月記録。
登録番号が前後しますが、後面側はこんな感じ。運転席側の側面窓はメーカー標準の中央固定窓ではなく、すべて上部開閉仕様を採用しています。さすがに運転席側最後部の窓は固定ガラスになりました。


仙台230あ1624.QPG-LV290N1(17年車)。2026年1月記録。
AMTは仙台市交通局的にイマイチだった模様。2016年度以降はATを採用しています。画像は2016年度導入車。


仙台230あ1705.2PG-LV234N2(18年車)。2026年1月記録。
2017年度もいすゞLVを導入。ホントこればっかという感じです。


仙台230あ1813.2PG-MP38FK(19年車)。2026年1月記録。
2018年度は三菱ふそうMPを導入。クーラーはデンソー製を搭載しています。いすゞ車以外の大型車が登場するのは久々、三菱ふそう車は2006年度以来の導入となりました。久々の導入で支給を忘れたのか正面行先表示横のオリジナルノンステップバスピクトグラムではなく、標準のベビーカーマークとなっています。
側面窓下辺の高さが中扉の前後で異なるのが現行MPボディの特徴ですが、仙台市交通局は中扉より後部の側面窓下を黒色塗装を施し、一体感のあるデザインとしています。画像はありませんが運転席側の最後部窓は固定ガラスとなっています。


仙台230う1916.2PG-LV234N3(20年車)。2026年1月記録。
2019年度はいすゞLVを導入。前年の三菱ふそう落札で火がついたのか、いすゞ販社が本気の数字で取り返した模様。正面行先表示横にはオリジナルノンステップピクトグラムが貼られています。


仙台230う2008.2PG-MP38FK(21年車)。2026年1月記録。
2020年度は再び三菱ふそうMPを導入。画像の車両は正面に三菱スリーダイヤがあります。

仙台230あ2117.2RG-LV290N3(22年車)。2026年1月記録。
三菱ふそう販社の健闘むなしく、2021年度以降の大型ノンステップ車はいすゞLVの導入が続いています。画像は2021年度導入車。


仙台230い2407.2RG-LV290N4(21年度導入車)。
2024年度に導入したいすゞLV。


仙台230あ962.PDG-KR234J2(10年車)。2026年1月記録。
狭隘路線向けに在籍している中型車。2008年度以降の大型ディーゼル車はいすゞLVの導入が続いていますが、中型車はたまに日野KRを導入しています。画像は2009年度に導入したKRノンステップ車。


仙台230あ1020.PDG-KR234J2(11年車)。2026年1月記録。
年式が違いますが、同型の日野KRノンステップ車の後面側はこんな感じです。


仙台230あ1725.2KG-KR290J3(18年車)。2026年1月記録。
現行ジェイ・バス製ボディにモデルチェンジした日野KRも在籍しています。画像は2017年度導入車。


仙台230あ2326.2KG-KR290J5(24年車)。2026年1月記録。
もちろん、いすゞLRも在籍しています。2023年度に導入したいすゞLR。

 
仙台230あ251.KL-HU2PMEE(03年車)。2026年1月記録。
2011年に発生した東日本大震災で「一部使用不能になった車両の救済として、大阪市交通局からノンステップバス2台の無償譲渡 」を受けました。これを機に公営バス事業者からの移籍車導入を開始し、横浜市交通局や東京都交通局からの移籍車が在籍しています。画像は横浜市交通局から移籍した日野ブルーリボンシティのノンステップ車。フルフラットのATノンステップ車の移籍事例は少ないので貴重な存在といえます。


仙台230あ753.BDG-HX6JLAE(07年車)。2026年1月記録。
横浜市交通局からは2007年式の日野HXも4台移籍しています。塗装はクリーム色地に黄緑色帯というシンプルなデザインとなっており、南光台コミュニティバスの主力車両となっています。


仙台230あ100.SKG-KR290J2(17年車)。2026年1月記録。
仙台市観光シティループバス「るーぷる仙台」は、仙台駅を起点に仙台市中心部の史跡や観光スポットを循環する路線です。路面電車をイメージしたという特装ボディの9m車が専用車となっており、車内後部は大きな窓のある立席中心のスペースとなっています。
画像の車両は日野KRノンステップ車をベースに「仙台市電開業90周年を記念した仙台市電カラー 」を施しています。「るーぷる仙台」専用車の登録番号は導入順というわけではなく、なにかにちなんだ番号を取得することもあります。画像の車両の「100」は仙台市電の代表的な車両だった100形にちなんでいるとのこと。



仙台230あ135.2KG-KR290J5(24年車)。2026年1月記録。
こちらは2024年に導入した「るーぷる仙台」専用車。車内後部は既存車と同じく立席中心のスペースとなっていますが、側面窓を拡大・追加する改造は行っていません。2024年は仙台市の市制施行135周年をむかえたことにちなみ、登録番号は「135」を取得しています。

<青森市交通部>

青森200か387.KL-LV280N1(04年車)。2025年9月記録。
続いては青森市交通部の車両画像を並べていきます。青森市は「公営のバス事業としては東京市に次いで2番目の早い時期 」となる1926年に地元実業家から車両などの寄贈によってスタートし、今年3月には100周年を迎える長い歴史をもつ市営バスです。
青森市交通部の2025年9月30日現在の車両数は乗合のみ139台 」で、メーカーの内訳は「日野60台、いすゞ39台、三菱ふそう40台 」となっています。塗装は「濃淡の緑色 」のデザインを採用しており、「窓下のラインは95年に黄色から緑色に変更 」しています。
経営状況が悪化した1990年代後半から新車の導入台数が激減。経営再建のため市域外路線の廃止など事業縮小をすすめ、車両代替は移籍車導入でコスト削減を行いました。
そのような状況ながら、青森市が2005年に隣接する浪岡町と合併することになり、青森市営バスは新たに浪岡線の運行を開始しました。運行に先立ち、2004年に大型車7台を新車導入しました。このうちの2台が県内初導入となったノンステップ車の日野KVでした。
画像はこのとき5台導入した、いすゞLVワンステップ車のうちの1台です。クーラーはデンソー製を搭載し、当時の在籍車と同様の標準尺を採用しています。ボディは融雪剤の影響による腐食のため何度も補修しているようで、裾部の丸みが全くない箇所も見られます。


青森200か657.PDG-KR234J2(10年車)。2025年9月記録。
移籍車を導入し車両導入コスト削減を行ってきた青森市営バスですが、車両の老朽化は避けられず。2010年から新車導入を再開し、車両代替と低床化を進めました。
2010年は大型・中型あわせた新車導入を行い、中型車は日野KRワンステップ車を導入しました。後面側からの画像のみで失礼しますが、2010年導入車の後面行先表示は「青森市営」で固定されているのが特徴です。後面側が「青森市営」となったのは1つ目のブログでいただいたコメントによれば、もともと搭載していたLED機をレシップ社の廃車発生品に交換したことが理由とのこと。


青森200か720.SDG-LR290J1(11年車)。2025年9月記録。
2011年は、いすゞLRワンステップ車を12台導入しました。この年から正面に「青森市営バス」の表記が追加されるようなりました。いすゞLRワンステップ車は2013年も5台導入しました。


青森200か881.SKG-KR290J1(14年車)。2025年9月記録。
2014年は日野KRワンステップ車を15台導入しました。


青森200か879.SKG-KR290J1(14年車)。2025年9月記録。
後面側はこんな感じ。運転席側の側面窓はメーカー標準の中央固定窓ではなく、上部開閉仕様を採用しています。


青森200か963.TKG-MK27FH(15年車)。2025年9月記録。
2015年からノンステップバスの本格導入を開始。三菱ふそうMKノンステップ車を15台導入し、在籍車両のダウンサイジングが進みました。

青森200か976.TKG-MK27FH(15年車)。2025年9月記録。
後面側はこんな感じです。2015年導入車から装備品の変更を行ったようで、これまで屋根の前後2ヶ所にあった丸型通風器の装備が無くなりました。


青森200か1041.QKG-KV290N1(16年車)。2025年9月記録。
2016年からは大型車の新車導入を再開しました。2016年はAMTの日野KVを10台導入。画像では分かりにくいですが、運転席側の側面窓はメーカー標準の中央4枚固定窓仕様を採用しています。また、いわゆるユーレイミラーではありません。


青森200か1110.2PG-MP38FK(17年車)。2025年9月記録。
2017年は三菱ふそうMPノンステップ車を10台導入しました。こちらはユーレイミラーを採用しています。


青森200か1104.2PG-MP38FK(17年車)。2025年9月記録。
三菱ふそうMPの後面側はこんな感じです。


青森200か1256.2TG-LV290N3(19年車)。2025年9月記録。
2018年は日野KVを8台、2019年はいすゞLVを7台導入しました。


青森200か1312.2PG-MP38FK(20年車)。2025年9月記録。
2020年は三菱ふそうMPノンステップ車を7台導入しました。ユーレイミラーの採用は本格的に中止したようです。
新型コロナ禍で換気が求められたことから、再び前後2ヶ所に丸型通風器を装備するようになりました。


青森200か1313.2PG-MP38FK(20年車)。2025年9月記録。
後面側はこんな感じ。後部の丸型通風器の位置は2014年導入車とほぼ同じことが分かります。三菱ふそうMPノンステップ車は2023年にも5台導入しました。


青森200か1341.2TG-LV290N3(21年車)。2025年9月記録。
2021年はいすゞLVを5台導入。前後2ヶ所に丸型通風器を装備しています。画像はありませんが、運転席側の側面窓はメーカー標準の中央4枚固定窓仕様を引き続き採用しています。


青森200か1387.2TG-KV290N3(22年車)。2025年9月記録。
2022年は日野KVを5台導入。2021年から並行して東京都交通局から大型ノンステップ移籍車を導入することになったため、新車導入台数は抑え目になりました。


青森200か1507.2TG-LV290N4(24年車)。2025年9月記録。
2024年はいすゞLVを2台導入しました。


青森200か1353.PJ-KV234L1(05年車)。2025年9月記録。
2021年から東京都交通局移籍車の導入を開始しました。導入第一陣となったのがPJ規制車のいすゞLV/日野KVです。側面行先表示機は前中扉間の設置のまま、シートモケットも「みんくる柄」のままです。


青森200か1348.PJ-LV234L1(05年車)。2025年9月記録。
後面側からの画像だけですが、こちらはPJ規制車のいすゞLV移籍車です。


青森200か1495.PKG-KV234L2(07年車)。2025年9月記録。
東京都交通局からは順当にPKG規制車も移籍しています。1つ目ヘッドライトとなった日野KV。

<八戸市交通部>

八戸200か446.PDG-LR234J2(07年車)。2025年9月記録。
最後に八戸市交通部の車両画像を並べていきます。八戸市の市営バスは1932年に市内で営業していたいくつかの事業者を買収することで始まりました。戦時統合で市営バスとしての営業は一旦終了しましたが、統合した南部鉄道から譲り受ける形で1948年に再スタートしました。
八戸市交通部の2025年9月30日現在の車両数は乗合のみ111台 」で、メーカーの内訳は「いすゞ59台、日野34台、三菱ふそう18台 」となっています。「中型車の比率が高いことが特徴で 」、在籍車両の半数以上を占めています。塗装は1954年に導入した貸切車から採用した「白地に青色系のストライプと赤色のライン 」となっています。
1990年代後半から車両代替に移籍車導入を開始し、2000年代は中型車を新車・大型車を移籍車で導入する状況でした。画像はそんな頃に新車導入した、いすゞLRのワンステップ車。2007年導入車は生え抜き車両では古参格となります。サーモキング製クーラーを装備し、側面の行先表示は前中扉間に設置しています。


八戸200か683.SKG-KR290J1(12年車)。2025年9月記録。
1972年以降、一般乗合車はいすゞ車のみを導入してきた八戸市交通部ですが、2000年代に日野車を導入。以後たまに日野車が登場するようになりました。画像は2012年に導入した日野KRワンステップ車。クーラーはデンソー製を装備しています。


八戸200か760.SKG-LR290J1(14年車)。2025年9月記録。
2014年に導入した新車は八戸市営バスでおなじみとなった、いすゞLRワンステップ車。冷房はデンソーに変わり、運転席側の側面窓中央部はメーカー標準の1枚固定ガラスを採用しています。


八戸200か791.SKG-LR290J2(15年車)。2025年9月記録。
2015年に15台導入したいすゞLRワンステップ車。運転席側の側面窓はすべて逆T字仕様に変更しました。15台導入しただけあって、よく見かけます。


八戸230あ1603.SKG-KR290J2(17年車)。2025年9月記録。
2016年度末の2017年3月に登場した、日野KRノンステップ車。いすゞ車・日野車と判別に苦しむ現行モデルの中型乗合車なだけに、フロントガラス下や後面窓に貼られたメーカーロゴはありがたい存在です。側面の行先表示は中扉の後窓部設置に変更しました。
2016年度から登録番号は導入年度(西暦)をあらわす希望番号を採用しましたが、八戸市交通部の新車はだいたい年度末に登場するため、実際の初度登録年とずれています。


八戸230あ1613.SKG-KR290J2(17年車)。2025年9月記録。
後面側はこんな感じ。運転席側の側面窓はすべて上部開閉仕様窓を前年度導入車から引き続き採用しています。


八戸230あ1709.SKG-LR290J3(18年車)。2025年9月記録。
2017年度はいすゞLRを導入。フロントガラス下のロゴがありがたい存在です。


八戸230あ1905.2PG-MP38FK(19年車)。2025年9月記録。
2018年度は久々に大型車を新車導入しましたが、登場したのがなんと三菱ふそうMPノンステップ車だったので、マニアは騒然としました。翌2019年度も三菱ふそうMPノンステップ車を導入し、計18台が活躍しています。


八戸230あ2101.2RG-LV290N3(21年車)。2025年9月記録。
いすゞLVは2021年に2台導入しました。ツーステップ車の代替が完了したこともあり、いまのところ新車導入は2021年でストップしています。


八戸230あ2052.PJ-LV234L1(05年車)。2025年9月記録。
新車導入はストップしていますが、東京都交通局からの移籍車導入は続いています。東京都交通局からの移籍車導入は2015年から再開しましたが、あまり状態が良くないのか?使い捨て感覚なのか?比較的早く姿を消す車両も少なくありません。
移籍導入車は末尾2桁を50番台とした希望番号で登録しています。車両の製造年ではなく、導入年度を採用しているので、今後難しくなるであろう生え抜き車両との判別の一助となりそうです。画像は2020年度に移籍導入したいすゞLVノンステップ車。

次回刊行は「箱根登山バス 江ノ電バス」。神奈川県下で路線網を展開する小田急グループの2事業者をセットで1冊にするようです。箱根登山バスはこれまで東海バスとのセットでしたが、江ノ電バスにチェンジ!江ノ電バスはBJハンドブックシリーズ初登場となるなので、東海バスのファンの方には申し訳ないですが、個人的に大歓迎です。

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