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三郷中央駅前で見たバス(2019年12月編)

ブログを更新したい気はあるものの、いざパソコンに向かうと面倒くさくなってしまう今日この頃。なにか更新するネタは無いかとHDDを漁ってみたところ、昨年12月にTX三郷中央駅で記録した画像を発掘。タイムリーさのかけらも無いネタですが、手持ちのバス画像を事業者ごとに並べていきます。

<東武バスセントラル>

社番:2864.SDG-LR290J1(12年車)※1。
つくばエクスプレスの三郷中央駅は2005年に開業。駅前周辺の開発が進み、路線バスも複数乗り入れ、三郷の新たな拠点駅となりつつあります。
三郷エリアでは東武鉄道が古くから路線バス網を展開しており、現在はバス事業分社の東武バスセントラルが三郷駅や川を渡って都内の金町駅や千葉の松戸駅方面への路線を運行中。まずは、いすゞLRノンステップ車。


社番:2925.QPG-LV234L3(14年車)※1。
10穴ホイールのいすゞLVノンステップ車。
 

社番:2984.QKG-LV290N1(17年車)※1。
現行ボディのいすゞLV。ノンステップ車が主力となったことから、モデルチェンジ後の車両は正面のノンステップバス表記をやめています。
<マイスカイ交通>

春日部230あ8419.KK-HR1JEEE(02年車)※2。


春日部230あ8417(社番:S-001).KK-HR1JEEE(02年車)※2。
三郷市や吉川市では既存バス路線で対応出来ない交通不便地域を解消すべく、2000年代前半に行政主導による新たな路線バス網を策定しました。ちょうどバス事業の規制緩和が進められた時期であったことから、新規に路線バスに参入した事業者が交通不便地域の路線を担うことになりました。
そんな新規参入組から、マイスカイ交通。2002年設立の事業者で、現在は三郷エリアを中心に路線網を展開しています。後面窓下に貼られたマークは、親会社となる運送会社の白石運輸の社章。
日野車をメインに導入しており、登録番号は8400番台の希望番号を採用。社番は運転席側前方のSから始まる3桁数字とのことなので、登録番号の意味するところはよく分かりません。ボディにはこのほか登録年月(和暦)をあらわす表記もあり、データ派マニアの対策もばっちりです。画像は路線バス運行開始時に導入した7mサイズの日野HR。前後で車両が異なり失礼します。

 
春日部230あ8430(社番:S-014).PB-HR7JHAE(05年車)※2。
マイスカイ交通の主力路線となるのが、京成タウンバスと共同運行する三郷中央駅を経由して三郷駅と金町駅を結ぶ路線です。7mサイズのHRも運用に入っていますが、主力は9mサイズとなっている模様。画像は9mサイズの日野HRを後から。ベンチレーターはボディ同色・屋根上のクーラー機器部は濃色で塗り分けているのがマイスカイ交通のこだわり。
  

春日部230あ8433.SKG-KR290J1(12年車)※2。
日野KRとなってからはベンチレーターもクーラー機器と同じ濃色で塗り分けられるようになりました。 
 

春日部230あ8435.SKG-KR290J2(16年車)。
毎年ではありませんが、コンスタントに9mサイズの新車を導入しています。画像の日野KRはモデルチェンジ後まもなく2台導入したうちの1台。EDSS付の日野KRも販売開始早々に導入しています。

<グローバル交通>

春日部200か245.KK-ME17DF(02年車)※2。
最後にグローバル交通の三菱ふそうME。グローバル交通は2000年代後半に飯島興業が三郷や吉川で運行していた路線を引き継ぐ形で路線バスに参入しました。画像のMEは飯島興業が路線バス参入時に導入したうちの1台で、路線を引き継いだ際にあわせてグローバル交通に移籍しました。移籍したといっても社名表記の変更程度で、飯島興業時代と変わらぬ塗装デザインで運行していました。
グローバル交通は2019年いっぱいで三郷線のほか越谷で運行していた路線から撤退し、吉川エリアの路線網だけとなりました。ちなみに三郷線は2020年から、新たに路線バスに参入した埼玉観光がほぼ同じルートで運行を開始しています。グローバル交通による運行末期は、利用状況の低さに加え乗務員不足ということで三郷中央駅とピアラシティ間の運行がメインとなり、三郷駅・新三郷駅の両端部は免許維持程度の本数しかありませんでした。


2019年12月に三郷中央駅へ出かけたのは、撤退間近となったグローバル交通の三郷線に乗るため。三郷線はもともと三郷市彦成地区の交通不便地域を経由し三郷駅と新三郷駅を結ぶ路線として運行を開始しました。三郷線の停留所には、飯島興業が運行開始時に用意したと思しきバス停表示設備が結構のこっていました。飯島興業のバスをイメージしたイラストなど、運行開始当初の熱意を感じます。残念ながらグローバル交通運行末期は、改廃部分のステッカーが劣化し無残な状態となっていましたが・・・。

なお、型式・年式は下記を参照しました。
※1)「東武バス 所有車両一覧表」『バスマガジン89号』(2018),講談社ビーシー/講談社
※2)「ノンステップバス導入一覧」『年鑑バスラマ』・『バスラマインターナショナル』各号掲載,ぽると出版
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