こちらのブログでは久々の更新ということもあって、バスラマの特集記事にありそうな
(というか多分あったはず)力の入ったタイトルですが、中身はショボいものです。
群馬県内の東武鉄道直営だったバス路線は主要路線をグループ子会社に移管して
いく方策をとりました。移管先となったグループ会社は地域の貸切バス事業者もあれ
ば、タクシーメインの事業者ありと、まず東武鉄道直営の県内バス事業撤退ありきと
いった無理矢理にも見えたものもありました。そんな移管先の中で最大の受け皿事業
者となったのは当時水上に本社のあった関越交通でした。
当時の関越交通の貸切車は、緑帯に下部は独特なデザインのオレンジ色という独自塗
装でした。この塗装が移管前から独自に運行していた新幹線リレーバスにも使われて
いたこともあり、当然ながら路線移管時に導入した一般乗合バスもこの塗装になりました。
ちなみに貸切バスは東武グループ全体での戦略もありグループ共通の貸切カラーと
なり、この塗装は路線車のみとなるのですから面白いものです。
バス路線の受け皿会社となったグループ子会社はその後再編され、関越交通も中之条
地区の路線移管先となった吾妻観光と統合し、群馬県内最大規模の乗合バス事業者と
なりました。