バスマガジン 120号

バスマガジンの最新号で、のちのち調べるかもしれない事業者特集などを書き記しておく、それだけのために更新している小生的メモ帳更新。今回は7月27日刊行、いよいよ創刊20周年をむかえた『バスマガジン 120号』です。

まずは、前号の予告をチェック。前号の予告では、「 おじゃまします!!バス会社潜入レポート 『横浜市交通局』」、「帰ってきた!都道府県別地域別路線バス全方位レポート『大阪府Part2』」、「この真夏から雪対策ってマジ!?北の大地のバス会社では夏から始まる冬のルーティーンが命綱だ!!」、「西鉄しばりのページだと!?バス大国・九州北部からコロナ禍から立ち上がる活発なバスの動きをレポート」、「新連載!!中古バスを買いたい人は必見の情報!?リアルタイムで中古バスのトレンド、流通、物件を大追跡!!」、ほかとなっていました。

予告と実際に掲載された記事のタイトル・内容は正直だいぶ違うようなものもありましたが、今号は久しぶりに予告されたもの全てが掲載されました。予告詐欺ダメ!ゼッタイ!を合言葉に、次号もこの調子でよろしくお願いします(ナゾの上から目線)。

松江で見たバス2023(松江市交通局編その3)

5月に島根県松江市へ出かけた際に記録したバス画像のよせ集め「松江で見たバス2023」シリーズ。
今回の松江市交通局編その3では、記録出来た「島根200か689」から2018年に導入した「島根200か785」までの車両画像を並べていきます。

なお、型式・年式は『年鑑バスラマ』・『バスラマインターナショナル』各号掲載の「ノンステップバス導入一覧表」、「各地の新車から」ページを参照しました。


島根200か689.SKG-KR290J2(16年車)。
松江市交通局は2011年度以降、経年車代替を進めるため毎年2~4台の新車導入を行っています。2016年度は中型車2台・大型車2台、合計4台新車導入しました。中型車2台はモデルチェンジした日野KRを初導入しました。
塗装はこれまでと同じ使用カラー&デザインを残しつつ、明らかに変わったことが分かる正面の縞模様が特徴の新デザインに変更しました。ただ、画像の車両は正面涎掛け&ラッピング広告車になっているので分かりにくいですが・・・。また、側面行先表示は前中扉間設置に変更し、運転席側の側面窓はメーカー標準の中央固定窓仕様を採用しました。


島根200か690.SKG-KR290J2(16年車)。
同じく16年に導入したKR。こちらは松江市に本社がある三菱マヒンドラ農機のラッピング広告車になっています。三菱を冠した農業機械メーカーの本社が松江にあるとは知りませんでした。

松江で見たバス2023(松江市交通局編その2)

5月に島根県松江市へ出かけた際に記録したバス画像のよせ集め「松江で見たバス2023」シリーズ。
今回の松江市交通局編その2では、記録出来た「島根200か493」から「島根200か632」までの車両画像を並べていきます。

なお、型式・年式は『年鑑バスラマ』・『バスラマインターナショナル』各号掲載の「ノンステップバス導入一覧表」を参照しました。


島根200か493.SDG-LR290J1(12年車)。
松江市交通局は2000年代にCNG中型ノンステップ車の導入を続け、在籍車両の低床化・低公害化を進めてきました。しかし様々な要因が重なり、2007年度に大幅な資金不足に陥りました。経営再建のため新車導入は中止し、様々な緊縮策を行いました。とはいえ経年車の車両代替は必要だったので、08~10年にかけて横浜市交通局を中心とした首都圏事業者からワンステップ移籍車を導入しました。
経営再建にある程度メドがついたことと、在籍車両の若返りが急務となったことから、11年度以降新車導入を再開しました。久しぶりの新車となったのが、12年1月に2台登場したいすゞLRノンステップ車。ちなみに側面行先表示は01年に導入したCNG中型車から中扉より後に設置するようになりました。


島根200か494.SDG-LR290J1(12年車)。
せっかくなので12年1月に導入したいすゞLRノンステップ車をもう1台。正面涎掛け広告は、島根県立美術館で開催中だった森山大道「光の記憶」展のもの。記録した5月下旬は松江市交通局の結構な台数の車両にこの涎掛けがついていました。

松江で見たバス2023(松江市交通局編その1)

5月に島根県松江市へ出かけた際に記録したバス画像のよせ集め「松江で見たバス2023」シリーズ。今回から松江市交通局の車両画像を複数回に分けて並べていきます。今回のその1では、松江市交通局在籍車両でも古参格となる記録出来た「島根22き」ナンバーの車両と、「島根200か201」までの車両画像を並べていきます。

なお、型式・年式は「松江市交通局 在籍車両一覧」『バスラマインターナショナル59号』(2000),ぽると出版、及び『バスラマインターナショナル』掲載の「ノンステップバス導入一覧表」を参照しました。


島根22き1863.KC-MK219F(97年車)。
松江市交通局は長らく一畑バス(一畑電気鉄道直営時代含む)と競合していました。2000年代以降一畑バスは松江市交通局へ広域合併前の松江市内完結路線を段階的に移管し、松江市内路線を松江市交通局、中心部と郊外エリアや周辺自治体への路線を一畑バスと役割分担が明確になりつつあります。
さて、松江市交通局の路線車も中型車がメインとなっており、多客路線向けに大型車が若干数在籍する陣容となっています。まずは最古参格といえるKC規制車の生え抜き車両から、97年に5台導入した三菱ふそうMK短尺車。中扉折戸仕様のワンステップ車で、車椅子対応のスロープ等は装備していません。ボディの赤と黄色のアクセントラインにツバキのイラストは、南北循環路線専用車をあらわしていたことの名残です。南北循環路線専用車という概念はいつのまにか無くなったようで、アクセントラインなど剥がすこともせず色あせるがままという感じです。

バス写真シリーズ 26

月末はバス関連書籍の感想めいたものを書いている拙ブログ。奇数月末はバスマガジンの最新号について書いていますが、月内の更新は間に合わず。文句ばっかりで大したことは書いていませんが、いちおう読み込む時間が必要なので・・・。

ただ、月末はバス関連書籍の感想めいたものを書きたい!ということで、今回は2023年6月に神奈川バス資料保存会が製作出版した同人誌、「バス写真シリーズ26 呉羽初期量産型スケルトン車体のふそう大型路線バス」についてです。


沖22か2104.2008年4月に記録した画像を再掲。

非常に長ったらしいタイトルながら、「呉羽初期量産型スケルトン車体」がなんなのかイマイチ分からない本作。簡単にいえば「エアロスターK」と称されるボディを架装した車両の写真集ですが、「エアロスターK」命名前に製造した車両・エアロスターKへの橋渡しとなった初期スケルトンボディ架装車・同一ボディながらサイズなど様々な関係でエアロスターKと呼ばれないモデルの写真も多く掲載しているため、この「呉羽初期量産型スケルトン車体のふそう大型路線バス」というタイトルにしたとのこと。なんとも律儀です。

そんな律儀な方が編集しているので、掲載対象は日本全国の事業者(自家用車含む)自社発注車という括りで、日本全国北から南、導入車両が多い事業者の車両からレア的存在の車両まで多数の写真を掲載しています。さらに、当時のカタログやエアロスターKのミニカー・模型も掲載とバラエティに富んでいます。

特筆すべきは、後面側の写真もきちんと掲載していること。バス協テールあり、モノコック時代の観光バスモデルについていたような3連テールライトありと、今では考えられないくらい事業者毎の特徴的な仕様で製造していたことがよくわかります。掲載写真がここまで充実すると、ボディや写真掲載の車両についてもう少し詳しい解説が欲しいところですが、そもそも写真集と銘打っている本に文章を求めるのは間違っていますね。

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