那覇と旭川で撮りためた画像も使い果たし、ブログの更新ネタが無くなりました。だからといって放置するのもどうかと思うので、2022年に記録したもののHDDに眠らせたままの画像をかき集めて更新していきます。今回は、県営バスこと長崎県交通局に在籍する高速・貸切塗装の車両でU・KC規制車の画像を並べていきます。
なお、型式・年式は「注目事業者・車両一覧表 長崎県 長崎県交通局 車両一覧」『バスマガジン112号』(2022),講談社ビーシー/講談社 を参照しました。
局番:6E20.U-MS815S(94年車)。
長崎県交通局は高速車・貸切車に三菱ふそう初代エアロバスのカタログカラーをアレンジした塗装デザインを採用しています。
まずはU規制車でスタンダードデッカーな三菱ふそうニューエアロバス。1990年代半ば頃の長崎県交通局は佐世保などの県内高速路線や長崎空港リムジンバスなど県内長距離路線向けにスタンダードデッカー車、県外高速路線はハイデッカー、夜行路線はスーパーハイデッカーと、運用路線にあわせたグレードの車両を導入していました。
画像の車両は長崎市内と諫早市内を高速道路経由で結ぶ「高速シャトルバス」の運用に入っていました。
局番:6E21.U-MS815S(94年車)。
後面側はこんな感じ。行先表示は前面行灯部に方向幕・側面にサボという感じで、後面には何もありません。スタンダードデッカー車は側面全引窓仕様を採用しており、青色の色付きガラスが時代を感じさせます。
局番:7E12.U-MS826P(95年車)。
こちらはハイデッカーのニューエアロバスで、長崎市内と大村市内を結ぶ「高速シャトルバス」の運用に入っていました。もと貸切車で、いわゆる路線転用車となります。長崎県交通局は1990年代まで貸切車も折戸仕様を標準にしていました。
ちなみに、U規制車のニューエアロバスはKC規制車以降と異なるフロントバンパーを採用しています。フロントバンパーのモデルチェンジから既に25年以上経過しており、個人的に久々に見たという印象です。
局番:1E51.KC-MS829P(99年車)。
フロントバンパー部をモデルチェンジしたKC規制車のエアロバス。こちらも貸切からの路線転用車です。登録番号が新しいのは貸切車時代に福岡配置だったため。
正面行灯部の行先表示はLED式を搭載していますが、側面はサボ。路線転用時に正面行灯部に使う方向幕式表示機のストックが無かったのかもしれません。