平成のうちに「全都道府県の県庁所在地でバスの写真を撮る」ことを目的に、4月に秋田県秋田市へ出かけました。せっかく出かけたのだからブログのネタにしなければ!というわけで、「秋田で見たバス2019」と題したバス画像のよせ集めシリーズをスタートしていきます。
今回は秋田中央交通編その1と題し、秋田中央交通が04年までに導入した自社発注車の記録できた画像を並べていきます。
秋田22い792.KC-LR233J(97年車)※1。
秋田中央交通は五城目で運行していた鉄道線をルーツに、戦時統合で誕生した事業者です。2000年から06年にかけて秋田市交通局のバス路線移譲を行い、現在は秋田市内を中心に創業地区の五城目、さらには男鹿半島に路線網を展開しいます。路線車両は4メーカー在籍しており中型車をメインに大型車・小型車を揃えるという陣容。路線車には新車・移籍車を並行して導入していますが、大型車は移籍車のみと割り切った導入を行っている印象。
まずは今回記録出来た生え抜きの古参車だった、いすゞLRツーステップ車。塗装は一部の車両で見られる屋根部のベージュを省略したタイプとなっています。積雪地域ということもあり、早い段階からエアサスを採用。側面の行先表示は中扉の後窓部に小型サイズの方向幕を装備していましたが、LED化にともない前中扉間の窓部に移設改造しています。もともとの方向幕部の窓は鉄板で埋められた模様。