「右斜め後からの1枚」、表題通りバス車両を右斜め後から記録したものを並べるという
チンケな企画です。
熊本200か37.2009年熊本交通センター付近にて。
後部の行先表示機サイズは事業者によって横幅のあるサイズであったり、正面と同じ
大きなサイズであったりと少数ながらこだわり仕様のある部分です。熊本の雄的存在
である九州産業交通もKC規制車頃から後部の行先表示機を正面と同じ大きさにサイ
ズアップ、LED改造の際も同じ大きさのものを取り付けています。
画像の車両はキュービックボディのいすゞLVノンステップバス、エンジン配置の関係で
元々小さな後窓は大型の行先表示機がほとんどを占めています。
熊本200か37.2009年熊本交通センター付近にて。
画像のキュービックノンステップバスは、九州産業交通で1999年に国内4メーカーの
ノンステップバスを導入した際の1台。当時のノンステップバスはいわゆる「初期型ノン
ステップバス」と呼ばれるタイプで、後部タイヤハウス上に向かい合わせのシートがあっ
たり、リヤのデットスペースが大きかったりとフルフラットなノンステップバスを目指して
いた為に様々な試行錯誤が見られます。特に三菱ふそう以外はトルコン式のATを標準
としていたことも特徴でした。しかしこのATが曲者で燃費の悪さ以上に故障の際の修理
コストがバカ高い金額ということで取り扱いに難儀している事業者も多いとか。
九州産業交通の経営危機などで新車導入が極端に少なくなり、画像のキュービックノン
ステは九州産業交通で1台のみの導入にとどまりました。
PR