「右斜め後からの1枚」、表題通りバス車両を右斜め後から記録したものを並べるという
チンケな企画です。今月は1つ目のブログと連動し、沖縄で見た車両を並べていきます。
沖縄200か400.2010年那覇市県庁北口交差点にて。
沖縄バスで活躍する中型車。沖縄バスは関係会社にディーラーを持つことから、在
籍車両はほぼ三菱ふそう車となっています。
中型車は1両の自社発注車を除き全て移籍車で、画像の車両も側面全引窓仕様と
移籍車に詳しい方なら元は自家用・特定車ではないかと思わせる1両。
沖縄200か400.2010年那覇市県庁北口交差点にて。
正面から見るといわゆる「観光顔」で、行先表示器はフロントガラス内部に後付と一
目で乗合改造車と分かります。この車両の場合は左斜め前からの画像の方が重要
ですね。
さて、このMKは西武バスグループの西武総合企画からの移籍車で、学校や商業施
設送迎で活躍していました。沖縄バスが乗合車改造してまで導入したのは、ちょうど
この車両を導入した2005年頃は8番首里城下町線運行開始に辺り中型車をかき集
めていたことも関係していたようです。今でこそ神奈川中央交通や西武バスからの移
籍車導入事例が各地で見られますが、当時は移籍車として活躍できそうな中型乗合
車は需要に比べ圧倒的に少なく、画像のような乗合改造車や状態が良ければ古参車
でも移籍事例が見られる状況でした。ちなみに乗合改造してまで導入したこのMKで
すが、東急鯱バス特定移籍車がまとまって導入されたこともあり、読谷に配属されロ
ーカル中心の運用だったようです。
ところが、2010年の沖縄訪問では出入庫路線的存在の7番おもろまち線で活躍中の
同車と県庁北口交差点であっさり遭遇。8番首里城下町線のおもろまち延長によって
転属したのかもしれません。
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