「右斜め後からの1枚」。
表題通りバス車両を右斜め後から記録したものを並べるというお気軽な企画です。
そのお気軽さに警鐘を鳴らすべく、今年はその月に記録した画像をメインにするという
暫定ルールを採用中です。
鹿児島200あ400.2015年2月鹿児島県出水市ツル観察センターで記録。
節目の50回となる今回は、シリーズ初となる日野レインボーCHを右斜め後から。
日野レインボーCHは、80年代後半から90年代前半にかけ青ナンバーの貸切車や
白ナンバーのレンタカーなど様々な用途で大人気となった7mサイズの観光車モデ
ルです。エンジンはアンダーフロア、つまり車体中央の位置にあります。
画像の車両は鹿児島県出水市を本拠とする出水観光バスに在籍する貸切車で、側
面ガラスが固定仕様となっています。
鹿児島200あ400.2015年2月鹿児島県出水市ツル観察センターで記録。
左斜め前からの画像。
フロントガラスは1枚でスイング扉と貸切車らしい仕様となっています。
ちなみに、出水観光バスのどこかで見たことがあるような塗装デザインは、80年代の
日野スケルトンバスで設定されたカタログカラーデザインの1つ。れっきとした出水観光
バスの生え抜き車両で、けして見たままそのままな移籍車ではありません。
さて、鹿児島県出水市といえば、ツルの越冬地として非常に有名です。
越冬地近傍にある「出水市ツル観察センター」では、多数のツルを見ることが出来ます。
画像ではわかりにくいと思いますが、小さな点に見えるものすべてがツル(ナベヅル・マナ
ヅル)です。ツルをこれだけ見ることが出来るのは世界的にも珍しい場所とのこと。出水市
の長年に渡る保護政策の成果といえます。
この越冬地は少々不便な場所にありますが、出水駅とツルの越冬地・武家屋敷群を周遊
する「ツル観光周遊バス」が毎年12~2月にかけて運行しています。運行ルートの一部が
狭隘なこともあり、画像のCHが「ツル観光周遊バス」のメインとなっています。
※画像は2014年12月~2015年2月28日までの時刻表です。
詳細については出水市ホームページを御参照願います。
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