右斜め後からの１台（その５５）

「右斜め後からの１枚」です。
表題通りバス車両を右斜め後から記録した画像を並べるというお気軽な企画のため、
今年はその月に記録した画像をメインにするというルールを採用中です。
「那覇市内で見たバス２０１５」シリーズの総集編は無しになりそうな予感・・・。

 

浜松２２か２８０４．２０１５年７月浜松駅バスターミナル付近で記録。
今回は遠州鉄道に在籍する三菱ふそうＭＰノンステップ車を右斜め後から。
浜松市が１９９７年に日本初となる「オムニバスタウン」の指定を受け、バスに関する
様々な施策が行われました。その施策のひとつが超低床バスの導入で、遠州鉄道で
は販売間もない三菱ふそうＭＰノンステップ車を９７年に１台先行導入し、翌年以降ま
とまった台数を導入しました。画像の車両は９８年に２４台導入したうちの１台。ボディ
に書かれた「超低床バス オムニバス」は遠州鉄道のノンステップバスの愛称です。
後面に行先表示を装備していませんが、これは当時の遠州鉄道標準仕様です。

浜松２２か２８０４．２０１５年７月浜松駅バスターミナル付近で記録。
左斜め前からの画像がこちら。
前・中扉ともグライドスライドドアで、中扉には電動スロープを装備。いかにも初期の
ノンステップ車という仕様となっています。

 

浜松２００か８８．２０１５年７月浜松駅バスターミナル付近で記録。
遠州鉄道では三菱ふそう以外のメーカーの大型ノンステップ車も導入します。
三菱ふそうに続いて登場したのが日野ＨＵノンステップ車。フルフラットが特徴のノン
ステップ車でしたが、ネックとなったのがＡＴのみという設定。ＡＴのトラブルから代替が
急速に進んでいます。



浜松２００か２１９．２０１５年７月浜松駅バスターミナル付近で記録。
いすゞのノンステップ車はエルガにモデルチェンジしたＫＬ規制車から導入を開始。
あえてフルフラット仕様でＡＴ車のｔｙｐｅ－Ｂを採用しましたが、こちらもＡＴのトラブル
で既に代替が始まっている状況です。



浜松２２か２７３８．２０１５年７月に浜松駅バスターミナル付近で記録。
ここ数年は、新車の導入台数が少なくなり、かつ不調のＡＴの大型ノンステップ車が
代替対象に含まれているため、富士ボディな日野ツーステップ車もまだまだ現役で
運行中です。
他事業者の同年式車と比べると程度は良好、さすが遠州鉄道といったところです。