2月に山梨県の甲府駅周辺で記録したバス画像のよせ集めシリーズ。
今回のその2では山梨交通及び山交タウンコーチに在籍する一般乗合車で2000年代に導入した車両の画像を並べていきます。
なお、年式・型式は「山梨交通グループ在籍車両一覧」『バスラマインターナショナル166号』(2018),ぽると出版 を参照しました。
社番:C716.U-LT332J(91年車)。
まずは不採算路線の廃止代替バスをはじめ、山梨交通本体の管理受託も行っている山交タウンコーチに在籍するいすゞLT。国際興業バスからの移籍車です。
山梨交通では型式を参照したバスラマによると1999年から移籍車の導入を開始したとのこと。初期導入の移籍車はさすがに姿を消したようで、現在はこのあたりのLTが古参格と成る模様。
また、移籍車導入に合わせた1999年から一般乗合車の塗装を当時親会社だった国際興業と同一デザインに変更しました。山梨交通ではもともと灰緑色ベースの国際興業バス旧塗装だった車両も、後にデザインそのままで現行の明るい黄緑色ベースを採用しています。
社番:C725.U-LV324K改(94年車)。
同じく国際興業バスからの移籍車で、こちらはLTよりも少々長いLVツーステップ車。
社番:C746.PJ-LV234L1改(06年車)。2018年2月に記録。
CNG車の導入に積極的だった山梨交通。結構な台数を導入しましたが、燃料ボンベの使用期限の関係で概ね15年で引退。古参のディーゼル車が生き残ることに・・・。
唯一の大型CNG車となった06年導入のLVノンステップ車。現在は山梨交通の高速バスをアピールした全面ラッピング車となっています。
社番:C755.PA-LR234J1改(07年車)。
同じくCNG車から中型のLRノンステップ車。山梨交通では国際興業で1990年代後半から短い間採用した若干丸みのある帯デザインの塗装をこの頃も採用していました。
社番:C757.KC-LR333J改(97年車)。
山交タウンコーチに在籍する国際興業バスからのLRワンステップ移籍車。移籍当初は山梨交通グループ内の再編で山交タウンコーチに統合された山梨交通観光バスに在籍していました。帯部に文字を剥がした跡が残っているほか、窓上の「YAMANASHI KOTSU GROUP」表記が特徴。
社番:C766.U-LV324L改(95年車)。
国際興業バスからはリフトバスも移籍しています。リフトバスを積極的に活用している山梨交通にはもってこいの移籍です。最近になって正面に社章が取り付けられたようです。
社番:C770.PDG-LR234J2(09年車)。
09年導入のいすゞLRノンステップ車。山梨交通の一部車両は東京オリンピック・パラリンピック記念ナンバープレートに付け替えられています。
全面ラッピング車となっており、描かれているキャラクターはラッピングスポンサー「ほけんの窓口」公式マスコットの「イイトコドリ」です。
社番:C770.PDG-LR234J2(09年車)。2018年2月に記録。
同じく09年導入のいすゞLRノンステップ車ですが、こちらは山交タウンコーチ在籍車。若干丸みのある帯デザインをこのあたりまで採用していました。
PR