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バスマガジン 88号

今月発売のバスマガジンの掲載内容まとめ。あの事業者の特集掲載は何号だったかな?ということをのちのち調べるかもしれない、ただそれだけのために更新している小生的メモ帳更新。奇数月の発売はバスマガこと、『バスマガジン 88号』です。
  
まずは恒例の前号の予告と実際に最新号で掲載されたタイトルと内容をチェック。
次号予告は、「リベットとパネルの過渡期を過ごしたボディ。いまも現役!!富士重工製ボディ6E(16型E)に乗る!!」、「新型車試乗!!今号こそ(!?)乗り倒す・・・ヒュンダイ・ユニバースのAT車に超期待!!」、「バス用品探訪 第2回 案内装置」、「おじゃまします!!バス会社潜入レポートvol.88『近鉄バス』」、「都道府県別地域別路線バス全方位レポート『山口県』」ほかとなっていました。なんと今号は、連載の「バス用品探訪 第2回 案内装置」が休載だった以外はほぼ掲載されたという優秀な結果!。都道府県別・地域別路線バス全方位レポートが予告通りだったのはいつ以来でしょうか。

カラーページ掲載のマニア向け記事といえるのが、「これで見納め!?乗り納め・・・一世を風靡した富士重工のボディ 80年代を駆け抜けた「6E」の今」。記事では4月に引退が決定しているという茨城交通在籍のRMを大きく取り上げていますが、富士重工6Eボディを説明する文章に少々疑問が残る内容。UDのRMへ富士6Eボディの架装は90年に終了していますが、いすゞLRへは90年代前半まで架装していました。これは結構重要なことだと思いますが、全く触れられていません。バスマガジンでは過去に富士重工製のバスボディを何度か取り上げており、それらを参照するだけで書きモレはだいぶ無くなるはずなんですが。バスマガジンは過去に編集体制を入れ替えたため、現在の編集担当のもとにバックナンバーが無いのかもしれません。
 


宮崎22か815.2018年3月に記録。
現役の富士6Eボディの事例といえば、宮崎交通を取り上げていないのはモグリでしょう。さすがに台数は減っているものの、2018年現在もRMがまだまだ第一線で運行しています。 
 
バス会社潜入レポートは「近鉄バス」。潜入レポートで取り上げられたのは2008年3月刊行の28号以来、約10年ぶり2度目の登場。執筆はBJエディターズの加藤氏が担当していますが、ハンドブックシリーズ未刊行事業者の執筆するのは初でしょうか。
久々に取り上げられた近鉄バスですが、なんと来月刊行の『バスラマインターナショナル』の事業者訪問にも掲載予定。なんというタイミングの良さ!。事業者側からのアプローチがあったのでしょうか・・・。現状など全体的にあっさりとまとめられています。

在籍車両は2008年掲載時点と比べる半数以上入れ替わっており、当然ながらノンステップ車の台数が激増しています。掲載の「所有車両一覧表」は営業所毎にまとめられていますが、社番の付番法則について記載が無かったのが残念。



社番:6153.LKG-KV234L3(11年車)。2018年3月に記録。
せっかくなので手持ちの近鉄バス画像を1枚。日野KVノンステップ車。社番の頭数字はメーカーとサイズをあらわし、頭数字の「6」は日野大型低床車となります。一般乗合車の販売モデルが低床車のみとなった現在では固定数字といえるかも。ちなみにハイブリッド車は特殊車扱いとなるようで、頭数字は「0」となります。
それにしても近鉄バスの主要ターミナルは狭かったり、逆光の向きだったり・・・。腕の無い小生には難易度高すぎでした。

「帰ってきた 路線バス全方位レポート」は「山口県」。以前のシリーズでは、2010年7月刊行の42号で取り上げられています。2010年には光市のコミュニティバス「ひかりぐるりんバス」の運行委託している西日本バスネットワークも掲載がありましたが、今回は自主運行路線を持つ事業者という括りを厳密に守ったようで掲載無し。



下関230あ343.2016年4月に記録。
手持ちの山口県のバス事業者画像からサンデン交通在籍の日野HR9mサイズ。宇部市営バスに乗車するため2016年に出かけた際記録したもの。

注目事業者の車両一覧表は「防長交通」を掲載しています。「防長交通」は2012年7月刊行の54号でバス会社潜入レポートに取り上げられています。

「鈴木文彦が斬る、バスのいま」は変化する分社化の流れと題し、近年の分離子会社再統合の動きを考察。「編集長指令!!「しばり」のバス旅ミッション」では都内のボートレース場無料送迎バスを紹介していますが、バス旅というより競艇の楽しみ方紹介という感じ。また、前号からスタートしたバスの車内機器の歴史を取り上げた「バス用品探訪」は冒頭で書いたとおり早速休載となっています。そのほかの連載記事は今後調べることが無さそうなので、割愛させていただきます。 

次号予告は、「エアロキング試乗の機会をゲット!!最後の国産ダブルデッカーを再解剖する」、「そろそろ定期メンテナンスの時期がやってきた・・・最新のバスATのメンテナンス現場に突入!!」、「バス用品探訪 第2回 案内装置」、「おじゃまします!!バス会社潜入レポートvol.89『岩手県北自動車』」、「都道府県別地域別路線バス全方位レポート『山形県』」ほかとなっています。バス会社潜入レポートは前々号で予告のみにおわった岩手県北自動車が満を持して登場するのか?南部バスも含んだ紹介となるのか気になるところです。

なお、画像の型式は掲載のリストを参照しました。
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