２０１８年５月に山形で記録したバス画像のよせ集めシリーズ。
今回のその２では、２０００～２００５年に山交バスが導入した自社発注一般乗合車の画像を並べていきます。
社番：７００１１．ＫＫ－ＨＲ１ＪＫＥＥ（００年車）※１。
山形県内陸部の最上・村山・置賜地域に路線網を展開するユトリアグループの山交バス。戦時統合で誕生した山形交通から、１９９７年に事業分社で誕生した事業者です。一般乗合車両は１９９０年代まで大型短尺車と称される大型幅のボディに中型車エンジンを搭載した９．５ｍサイズの車両も積極的に導入していましたが、現在は中型車をメインに幹線路線向けに大型車も在籍している状況となっています。山交バスでは５桁の社番を採用し、頭の２桁はごく一部を除き製造年（西暦）をあらわします。ただし００年代は頭数字を７となっています。
交通バリアフリー法施行にあわせて２０００年から低床車の導入を開始し、画像の車両が初のノンステップバスとして登場した日野ＨＲ９ｍサイズ。登場から１８年、ボディは腐食補修を繰り返した結果デコボコ、あらためて積雪地域のバスの過酷な状況を実感します。最初から後面側の画像しかない車両から並べていくのが拙ブログです。
社番：７２００２．ＫＫ－ＬＲ２３３Ｆ１（０２年車）※１。
こちらは０２年に導入した、いすゞＬＲの短尺ワンステップ車。コミュニティバスの天童市営バス専用車として３台導入しましたが、路線縮小により２台は標準塗装に塗り替えられて一般路線車に転用済みです。
社番：７２００３．ＫＫ－ＬＲ２３３Ｆ１（０２年車）※１。
いすゞＬＲ短尺車をもう１台。画像の車両はこの日山形市のコミュニティバス「ベニちゃんバス 東くるりん東原町先回りコース」の運用に入っていました。
社番：７２０１７．ＫＫ－ＨＲ１ＪＫＥＥ（０２年車）※１。
０２年導入の日野ＨＲ９ｍサイズ。ちなみに現行塗装デザインは９３年導入車から採用しています。
社番：７４００１．ＫＫ－ＨＲ１ＪＫＥＥ（０４年車）※１。
０４年はまとまった台数の一般乗合車を導入。まずはＫＫ規制車の日野ＨＲ９ｍサイズ。
社番：７４００２．ＫＫ－ＭＪ２７ＨＬ（０４年車）※１。
山交バスは４メーカー在籍していますが、在籍台数はメーカー毎にだいぶ差があり、なかでも三菱ふそうの一般乗合車は少数派。２０００年代前半はＭＪノンステップ車を導入していますが、４台のみ。後面側の画像のみで失礼。
社番：７４００７．ＰＢ－ＲＭ３６０ＧＡＮ（０４年車）※１。
０４年後半導入車からＰＡ・ＰＢ規制車となります。ここで西工ボディのＲＭノンステップ車が山交バスに初登場。この時期のＲＭは日野製エンジンを搭載しているため、ＨＲを西工ボディ架装したらこんな感じだったのかもしれません。
社番：７４０１０．ＰＢ－ＨＲ７ＪＨＡＥ（０４年車）※１。
こちらはＰＢ規制車の日野ＨＲ９ｍサイズ。
社番：７４０１３．ＰＡ－ＬＲ２３４Ｊ１改（０４年車）※１。
いすゞＬＲはワンステップ車を導入。０４年はノンステップ車とワンステップ車を並行導入していました。
社番：７５０１３．ＰＡ－ＬＲ２３４Ｊ１（０５年車）※２。
翌０５年はノンステップ車のみを導入。いすゞＬＲもノンステップ車となりました。
なお、型式・年式は下記を参照しました。
※１）「山交バス 在籍車両一覧」『バスラマインターナショナル９２号』（２００５），ぽると出版
※２）「帰ってきた都道府県・地域別全方位レポート 注目事業者・車両一覧表 山交バス車両一覧」『バスマガジン８９号』（２０１８），講談社ビーシー/講談社
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