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山形で見たバス2018(その6)

まだまだ続く、2018年5月に山形で記録したバス画像のよせ集めシリーズ。
今回のその6では、山交バスの都市間路線や観光路線で活躍する観光ボディな1扉車の画像を並べていきます。 



社番:70003.KC-RU3FSCB(00年車)※1。
 都市間路線や観光路線で活躍する1扉車の塗装は、貸切車と共通の山をイメージしたデザインを基本に「EXPRESS」の表記が加わります。1扉車も一般乗合車同様に4メーカーから数台導入するというスタンスのため、台数のわりにバラエティに富んだ陣容となっています。
まずは古参格の日野セレガで、貸切からの転用車。前面行灯部はLED式行先表示器を装備していますが、側面は表示板を採用。この日は山形と長井を結ぶ路線の運用に入っていました。



社番:70005.KC-RU3FSCB(00年車)※1。
同じく貸切転用車の日野セレガFD。側面行先表示板の取り付け位置が両車で異なるところがポイント。こちらは蔵王温泉への路線運用に入っていました。

 

社番:71006.KL-LV774R2(01年車)※1。
01年導入のいすゞガーラ。こちらも貸切からの転用車です。



社番:78002.BKG-AS96JP(08年車)※2。
記録出来た車両の年式はだいぶ飛んで、08年に導入した三菱ふそうMSのOEM車となるAS。正面などにUDのマークを取り付けているので外観からの識別が可能なのはマニア的にうれしいところ。
都市間高速路線の山形~仙台線は山交バスと宮城交通の共同運行。平日朝のラッシュ時間帯は数分間隔という高頻度で、全国的に見ても運行本数上位の都市間高速路線といえます。山交バス・宮城交通とも宮城・山形それぞれに営業所を開設していますが、運用はどうしても時間帯で偏りがあり、小生が山形駅前にいたのは宮城交通発着の多い時間帯。山交バスの運用車両は残念ながらあまり記録できませんでした。

  

社番:79001.BKG-MS96JP(09年車)※2。
こちらは09年導入の三菱ふそうエアロエース。屋根上直結冷房仕様を採用。 

 

社番:98501.KC-RA531RBN(98年車)※2。
1扉車には貸切転用車のほか、移籍車も在籍しています。まずは長井への路線運用に入っていた富士7HDボディなRA。見た感じ生え抜きの貸切転用車にも見えますが、社番百の位の5から移籍車と分かります。

 

社番:72501.KL-LV781R2(02年車)※2。

 

社番:72505.KL-LV781R2(02年車)※2。
いすゞガーラの直結冷房仕様車。生え抜き車両と異なり、前扉部へかけてサンダーカット風な黒色塗装が特徴。京成バスからの移籍車といわれると納得するのですが。上下で車両が異なり失礼。



社番:78501.ADG-RA273RBN(08年車)※2。
西工ボディで側面固定窓仕様のRA。08年式ながら初期のADG規制車となっているのは、製造年と登録年が異なるパターン。もともとUDのカタログ車だったからとか。山交バスの生え抜き車両ではないという判断のようで、移籍車をあらわす社番となっています。

これで山交バス編は終わりますが、シリーズはあと1回続きます。
 
なお、型式・年式は下記を参照しました。
※1)「山交バス 在籍車両一覧」『バスラマインターナショナル92号』(2005),ぽると出版
※2)「帰ってきた都道府県・地域別全方位レポート 注目事業者・車両一覧表 山交バス車両一覧」『バスマガジン89号』(2018),講談社ビーシー/講談社
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