今月発売のバスマガジンの掲載内容まとめ。あの事業者の特集掲載は何号だったかな?ということをのちのち調べるかもしれない、ただそれだけのために更新している小生的メモ帳更新。奇数月の発売はバスマガこと、『バスマガジン 90号』です。
まずは恒例の前号の予告と実際に最新号で掲載されたタイトルと内容をチェック。
前号の予告では、「洗車機、タイヤチェンジャー、テスター・・・・バスメンテナンスのための巨大機器を見に行く」、「普通に現役のボンネットバス フロントエンジンのスクールバスに試乗!!」、「大好評連載を拡大[方向幕の世界]special!!」、「おじゃまします!!バス会社潜入レポートvol.90『福島交通』」、「都道府県別地域別路線バス全方位レポート『神奈川県PART1』」ほかとなっていました。
今号はバスメンテナンスの巨大機器記事が無く、代わりに日野HIMRの記事があったくらいでほぼ予告通りの掲載となりました。
バス会社潜入レポートは「福島交通」。今回の執筆もBJエディターズの加藤氏が担当しています。バスマガジンの潜入レポートで取り上げられたのは2010年5月刊行の41号以来2度目の登場となるのですが、昨年10月刊行の85号で「帰ってきた 路線バス全方位レポート」の「注目事業者の車両一覧表」に一般乗合車リストを掲載しているので、正直新鮮さはありません。ちなみにBJハンドブックシリーズでは2016年に『福島交通 S93』を刊行しています。このため歴史編含め掲載内容はBJハンドブックのスーパーダイジェストという感じです。
BJハンドブックシリーズの感想めいたものを書いたときには福島へ出かけましたが、内容の薄いバスマガジンごときにお金は使えません。ということで今回は手持ちの都市間高速車の画像を並べてお茶を濁します。
福島200か322.MU612TX(03年車)。2018年7月に記録。
まずは「大阪線 ギャラクシー号」で使用している三菱ふそうエアロキング。写真掲載の09年導入車と異なり、こちらの正面行灯部は方向幕となっています。
福島200あ7.KL-MS86MP(05年車)。2018年7月に記録。
こちらは05・06年に採用された塗装デザインの高速車から、三菱ふそうエアロクィーンⅠ。このデザインは「
コストが高く、退色も早かったため、わずか8台だけ 」とのこと。
福島200か760.PJ-MS86JP(06年車)。2018年7月に記録。
同じ塗装デザインの車両ですが、こちらはハイデッカーのエアロバス。前面部の屋根まで青色になっているのが特徴。窓上の青色部の一部に退色が見られます。
「帰ってきた 路線バス全方位レポート」は「神奈川県 Part1」。前シリーズで神奈川県をとりあげたのは、2006年5月・7月刊行の17号と18号以来。今回は横浜市・川崎市の「
二大都市部を運行する事業者を中心に紹介 」しています。この括りだと小田急バスが掲載範囲に含まれるのですが、頁数の関係で見送られた模様。掲載モレでないことを祈ります。
注目事業者の車両一覧表は「川崎鶴見臨港バス」を掲載。
社番:1T344.PJ-LV234L1(07年車)。2017年11月に記録。
「鈴木文彦が斬る、バスのいま」は「公営バス事業は過去のものなのか」と題し、公営バス民営化の流れや、公営バス事業の足かせにもなる政治的な絡みについても言及。おべんちゃら満載なバス業界就職セミナー記事が裸足で逃げ出すバス業界の給与レベルの低さについて触れており、さすがバスマガジン唯一の良心ともいえる連載です。今号のバスマガジンで唯一読み応えがある記事でした。あわせて前号掲載内容に「
編集部の記述ミス 」があったということでお詫びと訂正も掲載。ただ、前号の掲載内容の訂正はこの連載部分だけじゃないはずなんですが。
そのほかの連載は今後調べることが無さそうなので割愛。
次号予告は、「AMTの12m車、EDSS新搭載・・・・ニュー・日野セレガ徹底試乗」、「正面から見ると2階建て?の“中2階バス”セミダブルデッカーってこんなバスだった!!」、「バス用品探訪 降車ボタンの超テクノロジーを見に行く!!」、「おじゃまします!!バス会社潜入レポートvol.91『京福バス』」、「都道府県別地域別路線バス全方位レポート『神奈川県PART2』」ほかとなっています。潜入レポートはまた数年前にハンドブックシリーズで取り上げられたところですか。
なお、本文中の「
斜字 」部分は同誌からの引用部分、掲載画像の型式・年式は掲載の車両一覧を参照しています。
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