10月に函館へ出かけた際に記録したバス画像のよせ集めシリーズ。
今回は記録出来た近距離路線運用の三菱ふそう車の画像を並べていきますが、三菱ふそう車は在籍台数も多く、画像もそれなりの枚数を確保することが出来ました。そこで今回のその4では、2009年までに導入した車両画像を並べていきます。
なお、型式・年式は「函館バス 所有車両一覧表」『バスマガジン92号』(2018),講談社ビーシー/講談社 を参照しました。
社番:S306.KL-MP37JM(02年車)。
まずは、函館市営バスからの移管車や市営バス引継ぎ路線向けに導入した車両に採用した数字3桁社番の車両から、中扉引戸仕様のMPノンステップ車。函館バスが長く採用してきたベンチレーターはこのあたりの年式まで取り付けられていました。
路線移管当初は、函館市営バス独自のシステムに対応した車両が必要となったことから、3桁の社番を設定して区別していました。函館市営バスからの移管車も姿を消した現在、3桁社番の車両は01~03年に導入したわずかな自社発注車だけとなりました。
社番:T3367. KC-MP717M(00年車)。
4桁社番の車両から、00年導入のMPツーステップ車。バンパーに設置したコーナリングライトが函館バス生え抜き車両の証。
近年の新車・移籍車導入でツーステップ車の代替が進み、近距離路線用で生え抜きのツーステップ車は残りわずかという状況です。
社番:T3507. KL-MP37JM(04年車)。
01年から導入を開始したMPノンステップ車。函館市からの補助もあり、結構な台数が在籍しています。
社番:S3520.PA-MK27FH(06年車)。
MKノンステップ車は05年から導入開始。正面帯部の「ノンステップバス」表記は広告看板で隠れてしまっている車両多数、表記を現在無くしているのも仕方ないのかもしれません。
社番:H3534.PA-MK27FH(07年車)。
せっかくなのでPA規制車のMKノンステップ車をもう1台。全面ラッピングだけでなく、後面のみのラッピング広告車も結構な台数見かけました。
社番:T3549.U-MP618N(95年車)。
京浜急行バスグループで空港路線に使っていたMP長尺ツーステップ車が函館バスに移籍しています。残り少なくなったU規制の古参車両です。ハイバックシートの内装が評価されたのか、1台は貸切登録になっているようです。
社番:S3555.KC-MP217K(96年車)。
こちらは東急バスからの移籍車。後面行先表示上には昔ながらの広告看板を設置しています。
前面行先表示周りも黒色に塗っているのは、東急バス時代からの名残。
社番:T3556.PDG-AR820GAN(09年車)。
UDからのOEMモデルとなるARは09年のみ導入。UDのRMも並行導入していますが、社番で判別可能なのはありがたいところ。フロントバンパー部にデイライトを装備しています。
社番:S3559.PDG-AR820GAN(09年車)。
後面側はこんな感じ。
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