10月に函館へ出かけた際に記録したバス画像のよせ集めシリーズ。
前回に引き続き、近距離路線運用の三菱ふそう車の画像を並べていきます。今回のその5では、2010年以降に導入した車両画像を並べていきます。
なお、型式・年式は「函館バス 所有車両一覧表」『バスマガジン92号』(2018),講談社ビーシー/講談社 を参照しました。
社番:T3563.BJG-MP37TK(10年車)。
いまや全国的にレア車となったエアロスターエコハイブリッド。短期間の製造・販売で、かつ高額な販売価格のため、もともと導入事例は多くありませんでした。ここ数年で他事業者が導入したほとんどの車両は姿を消し、現役車両は函館バスとソーラーパネルを後付設置改造した両備バスくらいでしょうか。
函館バスには08年1台・10年2台の自社発注車に加え元サンプルカー1台、計4台のエアロスターエコハイブリッドが在籍していました。現在も自社発注車3台が在籍しているようですが、記録できたのは10年車だけでした。まずは標準塗装車ですが、外観にハイブリッドをアピールするような表記は特に無いようです。
社番:T3563.BJG-MP37TK(10年車)。
もう1台は不動産会社の全面広告車となっています。
社番:T3564.KC-MP747K(97年車)。
東急バスが97年に21台導入したエアロスターノーステップバスが、函館バスにまとまった台数移籍。ノンステップバスが移籍車として本格的に出回るようになったことを実感したものです。
まずは正面に看板など設置の無い状態の車両。
社番:T3565.KC-MP747K(97年車)。
こちらは正面帯部に細長いラッピング広告を施した車両。
社番:S3566.KC-MP747K(97年車)。
正面に広告枠を設置した車両。
社番:S3567.KC-MP747K(97年車)。
同じく正面に広告枠を設置していますが、取り付け位置が下方にあるタイプ。
社番:H3569.KC-MP747K(97年車)。
後面はこんな感じ。
社番:T3573.KC-MK219J改(98年車)。
東急バスからはMKワンステップ車も移籍しています。こちらは側面行先表示の移設改造は行っていません。
社番:T3581.TKG-MK27FH(12年車)。
2012年から16年までコンスタントに導入したTKG規制のMKノンステップ車。AR時代から引き続き、フロントバンパー部にデイライトを設置しています。
社番:S3583.TKG-MK27FH(12年車)。
こちらはボディ更新時に正面の「ノンステップバス」表記が無くなったMKノンステップ車。
社番:T3594.TKG-MK27FH(14年車)。
14年導入車から戸袋窓前のガラスが上部開閉仕様に変更。
社番:T3602.TKG-MK27FH(16年車)。
MK最終導入となる16年車は、ベビーカーのサインを追加した赤色ステッカーの国交省2015年標準仕様ノンステップバス。
17年は久々の大型新車となるMPノンステップを導入していますが、残念ながら見ることは出来ませんでした。
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