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年鑑バスラマ2018→2019

バスに関する書籍を買ったら、感想めいたものをブログに書くシリーズ。
今回は1月下旬刊行となった『年鑑バスラマ 2018→2019』についてです。『年鑑バスラマ』はこれまで年末の刊行を続けてきましたが、今回から年明け1月刊行に変更なりました。年末にあわてて感想めいたものをブログに書いてきた側からすると、この変更にありがたさを感じています。

構成は、巻頭カラー頁として国内バスハイライト、年鑑の核となる「国内バスカタログ」に加えおなじみとなった「海外バスカタログ」、レポートとして「バスも利用者も頑張った「2018年西日本豪雨」の鉄道代行バス」記事と貸切車を中心にツールも取り上げた「バリアフリー対応バスの最新動向」紹介記事、そして巻末の資料編となっています。なんと今年のラインナップに歴史編の掲載がありません。『年鑑バスラマ』の歴史編に関しては、掲載内容の振れ幅が大きく露骨に手抜きと分かるような内容もあれば、編集側の思い入れが強すぎる内容あり、などと勝手なことを書いてきましたがまさか掲載が無くなるとは・・・。
国内バスカタログの掲載モデルは「国産バス14シリーズ、輸入車7車種 」と前年に比べそれぞれ1シリーズ・1車種ほど増えましたが、「2018年にはフルモデルチェンジした国産バスはなく、利用者の前にデビューした新型バスは限られた範囲だった 」と書かれてしまう程度なのが残念なところ。
 


車号:S-C103.ZBC-MUM1NAE(18年車)。2018年4月に記録したものを再掲。
国産バスシリーズで新たに加わったのが、トヨタの量産型FC(燃料電池)バス「SORA」。 「SORA」は編集時点で「2020年までにFCバスの一括導入を計画する東京都交通局で3台が稼動している 」だけですが、「2019年には京浜急行バスでの採用も予定されている」とのこと。

また、輸入車に加わった1車種は東京都交通局が導入したスカニア/ボルグレンのフルフラットバス。スカニアのバスはダブルデッカーと連接バスが既に登場していますが、フルフラットバスは「国内型式を取得している 」ところが特徴。東京都交通局以外の導入も視野に入れているようですが、どれくらい国内で登場するのか気になるところです。

「海外バスカタログ」は海外で販売している最新鋭のバスモデルの一部を国内バスカタログのフォーマットで紹介。今号は「欧州で展開されるシティバス5モデル、アメリカのシティバス1モデル、欧州と中国の観光バス3モデル 」を紹介しています。

資料編ではおなじみ「ノンステップバスの全国各地の採用状況」2018年度上半期版を掲載。



社番:A8-834.2PG-MP38FK(18年車)。2019年1月記録。
「SORA」の再掲画像だけではなんなので、手持ちの2018年導入のノンステップバス画像から1枚、西武バスに登場した三菱ふそうMPノンステップバス。MPは2018年途中の導入車から銀サッシに変更。小生のイメージする西武バスはやはり銀サッシですね。
  
年によって当たり・ハズレがあるように感じるのが『年鑑バスラマ』の醍醐味ですが、さすがに歴史編が無いと・・・。もちろんこれは私感ですのであしからず。

なお、本文中の「斜字 」部分は同誌からの引用部分、画像の型式は掲載の「ノンステップバスの全国各地の採用状況」を参照しました。
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