細々と更新してきた「佐賀駅前で見たバス2018年11月編」シリーズ。今回は過去の佐賀駅前で見たバスシリーズで1度もまとめることが出来なかった昭和自動車編です。とにかく車両のバリエーションが豊富なため、短時間の滞在で全貌を知ることは到底出来ませんが、2018年の1月と11月に記録した画像をまとめて並べていきます。
また、昭和自動車では2017年頃から車両に4桁の数字を付番するようになりました。おそらく社番的なものなんでしょうが、数字にメーカー・年式・営業所をあらわすような規則性は無い模様。番号が見当たらない車両もあったので、ここでは登録番号順に画像を並べていきます。
※型式・年式は「注目事業者・車両一覧表 佐賀県 昭和自動車」『バスマガジン101号』(2020),講談社ビーシー/講談社 を参照し追記しました(2020年7月13日)。
佐賀200か17.KC-RM250GSN(99年車).
佐賀県唐津市を中心に佐賀・伊万里のほか、福岡市内にも路線網を展開している昭和自動車。こだわりの強い生え抜き車両とバラエティ豊かな移籍車により、在籍車両はバラエティに富んでいます。
佐賀駅前を発着する運用は中型車メインとなっていますが、それでもバラエティに富んでいるんだからスゴイ状況です。まずは中扉折戸仕様の富士8EボディなRM。行先表示は方向幕で、正面は昭和自動車伝統の細長いタイプを装備しています。
佐賀200か182.KKRM252GSN(02年車)。
車椅子対応スロープを装備した富士8EボディなRMワンステップ車。中扉は引戸仕様となりました。
佐賀200か183.KK-RM252GSN(02年車)。
こちらは西工ボディのRMワンステップ車。昭和自動車はUD車を富士重工ボディ架装メインに導入していたので、意外と少ない模様。西工の勢力が強い九州でも、富士ボディの愛用事業者は少なからず存在していました。
佐賀200か185.KK-RJ1JJHK改(02年車)。
同じく西工ボディですが、こちらは日野RJワンステップ車。上部開閉仕様の側面窓など、メーカー毎に細かい仕様が異なるところが昭和自動車の奥深さ。ちなみにこの車両、4桁数字の社番が見たところ貼られていませんでした。
佐賀200か186.KK-MK25HJ改(02年車)。
三菱ふそうMKワンステップ車。ここまで並べただけでも在籍車両のバラエティの豊富さがお分かりいただけるかと。昭和自動車はメーカー毎の保有台数にバラつきがありますが、国内4メーカーの大型・中型車が在籍しています。その昔々はグループに販社を擁する関係で、トヨタの大型バスも在籍していたとのこと。
佐賀200か317.U-RJ3HJAA(94年車)。
比較的新しい佐賀ナンバーをつけている日野RJトップドア車は福岡の営業所からの転籍車。90年代のごく一時期に中型トップドア路線車を導入したことを今に伝える車両です。
昭和自動車は2000年代前半にマリノアシティへの路線を残し、福岡市内のローカル路線から撤退しました。この撤退で多くの路線車両が佐賀県内営業所に転籍し、古参車両の代替が行われました。
佐賀200か403.KK-MK25HF(00年車)。
三菱ふそうMKトップドア車。フロントガラス1枚仕様の自家用・送迎ボディ架装車で後付感のある行灯部行先表示がポイント。こちらは特定車からの路線転用車なのでしょうか。
佐賀200か467.KC-MK219J改(96年車)。
昭和自動車で三菱ふそうMKの乗合車といえば、中扉4枚折戸仕様の移籍車が有名な存在。元は学校送迎用の特定車からの改造車のようですが詳細不明。
佐賀200か724.SKG-KR290J1(13年車)。
久々に登場した佐賀駅発着路線向けの新車となる1つ目ヘッドライトの日野KRワンステップ車。
佐賀200か945.SKG-LR290J2(16年車)。
現行ボディにモデルチェンジしたいすゞLRも佐賀駅前発着路線の運用に入っています。
佐賀200か1018.2KG-LR290J3(17年車)。
佐賀200か1019.2KG-LR290J3(17年車)。
同じく現行ボディのいすゞLR。上下で車両が異なり失礼します。
PR