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バスマガジン 94号

今月発売のバスマガジンの掲載内容まとめ。あの事業者の特集掲載は何号だったかな?ということをのちのち調べるかもしれない、ただそれだけのために更新している小生的メモ帳更新。奇数月の発売はバスマガこと、『バスマガジン 94号』です。
  
まずは恒例の前号の予告と実際に最新号で掲載されたタイトルと内容をチェック。
前号の予告では「EDSS装備のパーフェクトMS-06 ニューエアロエース/エアロクィーン試乗&テスト」、「フルノンステやFCEV、充電式EV・・・。東京じゃ普通に走っているちょっと特別なバスをハシゴする 」、「バス用品探訪 マジカルテクニカ株式会社 安全・快適、工夫満点のバスシート開発」、「おじゃまします!!バス会社潜入レポートvol.94『JR九州バス』」、「都道府県別地域別路線バス全方位レポート『茨城県』」ほかとなっていました。

今号も予告通りとはならず、やはりマニア向けと思われる「特別なバスをハシゴする」記事はありませんでした。バス用品探訪は予告通りバス用シートメーカーの紹介ですが、天龍工業を探訪しています。バス用シートでは老舗の超有名企業な天龍工業を、なぜ前号の予告でキチンと紹介しなかったのか逆に知りたいレベルです。まあ小生としては全方位レポートとバス会社潜入レポートの事業者が予告通りだったら良いんですがね(投げやり)。

なお今号の内容ですが、パブを感じさせる記事や連載満載ないつも通りな1冊でした。
バス会社潜入レポートは「JR九州バス」。バスマガジンの潜入レポートでは2011年1月刊行の45号以来で久々の登場。執筆は今号もBJエディターズの加藤氏が担当しています。『BJハンドブックシリーズ』で未刊行の事業者がなぜ取り上げられるのか気になりましたが、ほぼ同時期に『JRバス30年の軌跡』と題したバスマガジンスタッフ作のムック本が刊行されると知り納得。取材を同時に行っていたんですね。
記事では各支店の一般路線・都市間高速路線の概況と、在籍車両を中心に紹介しています。
 
 

社番:521-14620.QKG-LV234N3(14年車)。2018年3月記録。
バスの塗装デザインはJR九州の「コーポレートカラーの赤一色に白文字を配し 」、「鉄道車両と同様、水戸岡鋭治氏が手がけた 」ものを採用しています。また、車両サイズや座席配置・メーカー・年式などをあらわす8桁の社番を設定していますが、主に使われているのが「シャーシメーカー、購入年度の下1桁、固有番号2桁の4桁に短縮 」したものとなっています。ボディ後方には2桁の数字を表記していますが、これについての解説はありません。バスマガジンはバスに興味を持ち始めたばかりの読者も少なくないはずですから、もう少し細かい記載がほしいところです。ちなみに2桁の数字は見た目を重視した「デザイン番号」と呼ばれるもの。「JR九州バスの2018年12月現在の保有車両は、乗合71台(高速車25台、定観車4台含む)、貸切40台、計111台」となっているため、同じデザイン番号の車両が複数在籍しています。 
 
 

社番:521-08603.PKG-LV234N2(09年車)。2018年3月記録。
かつては「バラエティに富んでいた 」一般乗合車ですが、近年の自社発注車は「いすゞ車に集約 」している状況です。画像は鹿児島支店に在籍するいすゞLVノンステップ車。



社番:748-05555.KL-RA552RBN(05年車)。2019年3月記録。
高速車はボディに「HIGHWAY」の表記。ちなみに貸切車は「RED LINER」となります。画像は宮崎支店配置の西工SD型ボディなRAスーパーハイデッカーで福岡と宮崎を結ぶ「フェニックス号」専用車となっています。 



社番:644-16557.QTG-MS96VP(16年車)。2019年3月記録。
赤色ではない異色の高速車となるのが、宮崎と九州新幹線新八代駅を結ぶ「B&Sみやざき」専用車。「新幹線800系電車とイメージを統一したカラーリングで、電車と同様、水戸岡鋭治氏がデザイン 」しています。画像の車両は「B&Sみやざき」専用車として16年に1台増備したQTG規制な三菱ふそうMS。

「帰ってきた 路線バス全方位レポート」は「茨城県」。前シリーズで茨城県をとりあげたのは、2009年9月刊行の37号。約10年の間に茨城交通と日立電鉄交通サービスが同一資本下となり、今年5月に合併することになるとは。どうせなら今年5月の合併後に茨城県を取り上げたほうが良かったのではないかと思ったり。
注目事業者の車両一覧表は「茨城交通」を掲載。前号の事業者潜入レポートで関東鉄道を掲載しているので、そうなるなかと。しつこいですが日立電鉄交通サービスと合併後の一覧表が見たかったです。

 「鈴木文彦が斬る、バスのいま」は「走行中のバスの安全確保について」と題し、近年クローズアップされることが少なくないバス事故への対応についてハード面を中心にまとめています。

「都バス車両3世代比較ナビ」は短期集中連載ということもあって今回の第3回で終了、1973年度・1994年度・2015年度導入の歴代A代車を紹介しています。あとは今後調べることが無さそうなので割愛させていただきます。 

次号予告は、「2019モデルのエアロクィーン・エアロエース第1号車導入の事業者車両はコレだ!!」、「ジワジワと減少している公営バスのこれからを追う 」、「バス用品探訪 レシップ株式会社 料金箱、表示器、音声合成装置など、各種バス用品の開発」、「おじゃまします!!バス会社潜入レポートvol.95『小湊鐡道バス』」、「都道府県別地域別路線バス全方位レポート『滋賀県』」ほかとなっています。
潜入レポートの『小湊鐡道バス』はBJハンドブックシリーズで去年に刊行したばかりではないかと・・・。

なお、本文中の「斜字 」部分は同誌からの引用部分、掲載画像の型式・年式は掲載の車両一覧を参照しています。
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