2019年8月に奈良で記録したバス画像のよせ集めシリーズ。
シリーズ最終回となる奈良交通編その5では、記録できた奈良市内循環線で運用中のハイブリッド車の画像を並べていきます。
なお、型式・年式は、「バス会社潜入レポート 奈良交通 所有車両一覧表」『バスマガジン96号』(2019),講談社ビーシー/講談社 を基に記載しています。
奈良200か896.QQG-LV234N3(14年車)。
「奈良市内循環線」はJR・近鉄の奈良駅と東大寺や春日大社などを結ぶ循環路線で内回り・外回りそれぞれ運行する高頻度路線です。2013年から分かりやすさを目的にイエロー色のフルラッピング車での運行となっています。現在は行先表示をフルカラーLEDに取り替え、分かりやすさへの取り組みはなおも続いています。
14年にいすゞのハイブリッド車を2台導入。正面や後面窓に大きく「HYBRID」のロゴに加え、屋根上の冷房機器部までイエロー色となっているところが14年車の特徴です。
奈良200か963.QSG-LV234N3(15年車)。
奈良200か964.QSG-LV234N3(15年車)。
奈良交通の一般乗合車は15年導入車から正面などに「ーNARA KOTSUー」のロゴを新たに加えるように変更。このため前後の「HYBRID」のロゴは小さくなり、後方の側面窓上が一番目立つ大きさとなりました。
奈良200か1106.2SG-HL2ASBP(18年車)。
18年導入のハイブリッド車はフロントガラス下のロゴから分かるとおり日野ブランドを採用。大文字「HYBRID」のロゴ表記はいすゞ由来のものですが、奈良交通には関係のない話。奈良市内循環線のラッピングのデザイン修正は行わなかったようです。
ラッピングを剥いだら日野の「Hybrid」ロゴが出てくるのかもしれません。
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