9月発売のバスマガジンの掲載内容まとめ。あの事業者の特集掲載は何号だったかな?ということをのちのち調べるかもしれない、ただそれだけのために更新している小生的メモ帳更新。96号に続き、今号も9月中の更新が出来ませんでした。ということで、奇数月の発売はバスマガこと、『バスマガジン 97号』です。
まずは恒例の前号の予告と実際に最新号で掲載されたタイトルと内容をチェック。
前号の予告では、「三菱ふそうニューローザ 装いも新たにデビュー!?」、「ジェイバスの連接ハイブリッドバス 導入事業者の仕様、詳細解析 」、「バス用品探訪 バス用機器総合メーカー・LECIPの製品群」、「100号カウントダウン、スペシャル編集!!おじゃまします!!バス会社潜入レポートvol.97『小田急バス』」、「都道府県別地域別路線バス全方位レポート『東京都PART1』」ほかとなっていました。三菱ふそうニューローザについては、ドライバー異常時対応システム「EDSS」を搭載したMPとあわせての紹介。記事が無かったのは9月末時点で導入事例がまだ無い連接バスくらい、それ以外はほぼ予告通りの1冊となっています。
バス会社潜入レポートは「小田急バス」。もちろん子会社の「小田急シティバス」も掲載対象となっています。今回もBJエディターズの加藤氏が執筆を担当。バスマガジンの潜入レポートでは2007年の26号以来となる2度目の登場ですが、BJハンドブックシリーズでは昨年5月に『BJハンドブックシリーズS98 小田急バス 立川バス』を刊行しています。小田急バスに関しては昨年10月刊行のバスラマ170号の事業者訪問でも取り上げられており、正直食傷気味・・・。
カラーページ部は、小田急バス車両のある風景を中心に、渋26系統を利用した写真ルポもあります。基本的な構成は風景写真の掲載がある現行BJハンドブックVシリーズ準拠というような感じです。
ここからいつものように手持ちの小田急バス画像をいくつか並べていきます。毎年小田急バスの手持ち画像を並べているので、同じようなものばかりになることをあらかじめご容赦願います。
社番:A9095.PJ-LV234L1(05年車)。2019年9月記録。
現在の小田急バスを代表する車両といえば、いすゞエルガのノンステップ車。年式・型式により細かな差異はあるものの、全営業所に在籍しとにかくこればかりという印象。画像は吉祥寺営業所配置のPJ規制車で、前扉上の「小田急」ロゴはラッピングバス時代の名残。
社番:E9397.2PG-LV290N2(18年車)。2019年9月記録。
前後2箇所の丸型換気扇が長らく標準仕様となっていた小田急バスですが、いすゞ車は2018年後半から角型タイプに変更。あわせて重量も重くなり2PG規制車となっています。
社番:A6110.2PG-MP38FK(19年車)。2019年9月記録。
三菱ふそう車の換気扇は丸型タイプを継続しています。
社番:A253.BJG-HU8JLFP(10年車)。2019年9月記録。
日野車はコミュニティバス専用の小型車や近年導入が目立つ高速車が中心となっていますが、僅かながら大型ハイブリッド車も在籍しています。画像は10年導入のBJG規制車のブルーリボンハイブリッド。
「帰ってきた 路線バス全方位レポート」は「東京都PART1」として「
主に区部(東京23区)で運行される路線バス 」を取り上げています。ちなみに前シリーズでは、2013年12月刊行62号の掲載で、シリーズの大トリを飾りましたが島嶼部の事業者は無かったことになっていました。今回の連載では「
次号では主に多摩地域及び島嶼部の路線バスを取り上げる 」とあるので、どうなるか楽しみです。
車号:S667.2019年8月記録。
今号掲載エリアを代表する事業者といえば、やはり東京都交通局となるのでしょうか。ここでは2019年の夏限定で登場した「天気の子」タイアップラッピング車の画像を。映画ではエルガ風の車両がスクリーンに登場しましたが、 ラッピング車はなぜか西工ボディなRAでした。
注目事業者の車両一覧表は「関東バス」の一般乗合車。一覧表に型式は無く、代わりに年式・車台番号・定員などをまとめています。一覧表の掲載基準が毎度毎度バラバラですね。
社番:B1320.AP35FM-20005(11年車)。2019年9月記録。
とはいえ、車台番号を調べるのは結構面倒なもの。社番2201の三菱ふそうAAの車台番号が00001のトップナンバーであることが分かったり、かなり貴重な資料といえるのかもしれません。移籍車判定にも使えそうです。
「鈴木文彦が斬る、バスのいま」はダブルデッカーによるバスの定員確保と題し、都市間路線車へのスカニア車導入の動きを中心にまとめています。
95号から連載がスタートした「バスマガジン100号まであと5号!!バスマガ17年の軌跡」は2010年5月の41号から2013年7月の60号までを取り上げつつ、内容はバスマガジンよりも当時刊行したBJハンドブックシリーズの中からピックアップしたアーカイブ企画といえる内容です。今回は2011年4月に松本電気鉄道をはじめとしたグループ事業者を統合し誕生したばかりのアルピコ交通の在籍車両を紹介。ちなみに『BJハンドブックシリーズR74 アルピコ交通』は2011年の刊行。
今号は掲載となった「~新元号令和がスタート!~平成初期のバスを振り返る」。宮崎県宮崎交通編として、平成初期にはまだまだ見られた「
昭和後期に導入された大型一般路線車や、貸切格下げの大型トップドア車 」を中心に取り上げています。このほか、当時新鋭だった路線毎のオリジナルカラーをまとったスーパーハイデッカー車も2台ほど掲載。
宮崎22か1080.2014年5月記録。
ここでは「なんぷう号」カラーで掲載されている日野セレガの後年の姿を。本文中にあるように「
高速バス標準色に変更 」となりましたが、長らく「なんぷう号」中心の運用で活躍しました。
そのほかの連載は、今後調べることが無さそうということで省略。
次号予告は、「100号カウントダウン、スペシャル編集 おじゃまします!!バス会社潜入レポートvol.98『広島電鉄』」、「最後の沖縄ナナサンマル車 2台だけ残る歴史の生き証人730バスを乗り継いでみた」、「都道府県別地域別路線バス全方位レポート『東京都PART2』」、「バス用品探訪 バス機器総合メーカーレゾナント・システムズ」ほかとなっています。
広島かぁ・・・。
なお、本文中の「
斜字 」部分は同誌からの引用部分、掲載画像の型式・年式は掲載の車両一覧を参照しています。
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