更新するネタがないときは、HDDに眠らせたままの画像を引っ張り出す拙ブログ。
今回は今年5月に富山へ出かけたときに記録した富山地方鉄道のバス画像から、記録出来た自社発注の一般乗合車画像を並べていきます。ちなみにこのブログで富山地方鉄道のバス画像だけで更新するのは2009年以来!、10年眠ったままだったブログカテゴリー「バス(北陸信越)」に新作登場です。
なお、型式・年式は、「帰ってきた都道府県・地域別全方位レポート 注目事業者・車両一覧表 富山県」『バスマガジン96号』(2019),講談社ビーシー/講談社 を参照しました。
富山230あ507.KK-RM252GAN改(01年車)。
都営バスの「ナックルカラー」を意識していないとは言わせない塗装デザインを96年導入車から採用している富山地方鉄道。99年以降の登録番号は車両区分に合わせた希望番号ナンバーを採用しており、自社発注の一般乗合車は500番台となっています。
2000年以降の自社発注車はノンステップ車導入を基本としており、まずはフロント1枚ガラスの西工スペースランナー顔なRMノンステップ車。ちなみに側面などに書かれているひらがな1文字は所属営業所をあらわし、画像の車両の「と」は富山自動車営業所(旧東部自動車営業所)の所属となります。
富山230あ515.KK-MJ27HL(03年車)。
基本いすゞ車を除いたメーカーのバスを導入している富山地方鉄道。三菱ふそうの中型ノンステップ車は当初横置きエンジンのMJベース車を販売していたことから、順当に登場。 営業所をあらわすひらがな「や」は八尾自動車営業所の所属車両。
富山230あ531.PKG-RA274KAN(09年車)。
いわゆる「コンパクトシティ」をまちづくりの基本方針としている富山市。「コンパクトなまちづくり」のためには公共交通の利便性を高めることが必要という考え方から、富山市ではバス交通の活性化を目的に、運行頻度が高く利用者の多い基幹路線を「イメージリーダー路線」に位置づけ、新型車両の導入や停留所の整備を先導的かつ重点的に行っています。
この「イメージリーダー路線」向けに09年から登場したバスが白色塗装の「イメージリーダーバス」。後面側からの画像しかありませんが、RAノンステップ車。 イメージリーダーバスには登録番号とは別に導入順の車番を採用しているようで、画像の車両は「TILB002」となっています。ただ白色はマメに手入れをしないと黒ずみ汚れが・・・。
富山230あ536.PKG-AA274KAN(10年車)。
同じく「イメージリーダーバス」カラーの西工ボディな大型ノンステップ車ですが、こちらはRAのOEM車となる三菱ふそうAA。イメージリーダーバス車番は「TILB004」。
富山230あ539.QKG-MP37FK(12年車)。
「イメージリーダー路線」以外の路線向けの車両ということになるのか、標準塗装で登場した三菱ふそうMPノンステップ車。
富山地方鉄道は分かりやすさを目的に方面別に色分けしたカラー方向幕を採用してきましたが、このあたりからLED式行先表示となります。
富山230あ544.QKG-MP37FK(14年車)。
「イメージリーダーバス」カラーの三菱ふそうMPノンステップ車。イメージリーダーバス車番は「TILB009」。
富山230あ545.QKG-MP38FK(15年車)。
2012年以降導入の自社発注大型乗合車は三菱ふそう車のみとなっている富山地方鉄道。フロントマスク周りをモデルチェンジした三菱ふそうMPノンステップ車は15年に登場。
富山230あ548.QKG-MP38FK(17年車)。
フルカラーLED行先表示器の採用により、系統番号部に方面別カラーが復活しています。
富山230あ602.KK-HR1JEEE(01年車)。
登録番号600番台はもともと富山市中心市街地を循環するコミュニティバス「まいどはや」用に導入した7mサイズノンステップ車。「まいどはや」の車両代替により、現在は富山ライトレールに接続した「フィーダーバス」専用車へ転用。
「フィーダーバス」は蓮町駅と岩瀬浜駅からそれぞれ運行しており、白色をベースに車両ごとに異なる帯色という塗装デザインを採用しています。画像の日野HRの帯色は黄色となっています。
富山330あ805.QDF-GDH223B(18年車)。
希望番号800番台は3ナンバー登録のトヨタハイエース。定員的に乗用自動車の範疇となりますが、あくまでも富山地方鉄道のバスとして運行しています。画像の車両は白色ベースに青と緑の太帯が入る小型バス標準塗装デザインとなっています。
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