立川競輪場では本場開催日及び場外販売日に、立川駅と玉川上水駅から無料送迎バスを運行しています。立川バスが無料送迎バスの運行を担当しており、古参格の車両が運用の中心となっています。日本有数の売り上げ規模を誇る立川競輪場ですが、特に年末開催のグランプリ開催時は通常よりも短い間隔で無料バスを運行しています。
拙ブログ２０２０年実質最初の更新は、立川競輪場無料バス（立川駅発着運用のみ）の運用車両画像を並べる小生的定点観察シリーズ。定点といいながら毎回記録地点が異なっているのが小生的と名付ける所以。今回は２０１９年編と題し、２０１９年１２月に記録出来た運用車両を並べていきます。車両代替サイクルの関係から毎年同じ車両画像が並ぶことになるのですが、続けることに何かしらの意味があるということで・・・。
※ちなみに１つめのブログで更新してきた過去のエントリはこちら
２００７年編その１・
その２、
２００９年編、
２０１０年編、
２０１１年編、
２０１３年編、
２０１４年編、
２０１５年編、
２０１６年編
※※拙ブログで更新した過去エントリはこちら
２０１７年編、２０１８年編
なお、型式・年式は『ＢＪハンドブックシリーズＳ９８ 小田急バス 立川バス』（２０１８），ＢＪエディターズ を参照しました。
社番：Ｊ７３１．ＫＬ－ＬＶ２８０Ｌ１改（０４年車）。
今年も営業所毎に運用車両の画像を並べていきます。まずは社番頭「Ｊ」の上水営業所配置のいすゞ車から、サーモキングのクーラーを装備したＫＬ規制車のＬＶノンステップ車。もともと導入台数が多くなかったことや、無料送迎バスには延命してきた富士７ＥボディのＬＶツーステップ車を長らく使っていたことから、無料送迎バスで見かけることは少なかった印象。しかし、このあたりのＫＬ規制車がいまやいすゞ車の最古参格、無料送迎バスの運用に入ることが多くなっているようです。
社番：Ｊ７３９．ＰＪ－ＬＶ２３４Ｌ１（０６年車）。
こちらは直６エンジンに変わった ＰＪ規制のノンステップ車。同じくサーモキングクーラーを採用していますが、屋根上機器はモデルチェンジでＫＬ規制車時代と比べコンパクトになったものを搭載しています。ちなみに前扉上部の「立川バス」表記は、ラッピング広告車だった頃の名残ですが、ラッピング広告車だったのは相当前・・・。
社番：Ｊ９５２．ＰＪ－ＭＰ３７ＪＫ（０６年車）。
こちらはシルバーサッシを採用したＰＪ規制車の三菱ふそうＭＰノンステップ車。
社番：Ｊ９８７．ＰＫＧ－ＭＰ３５ＵＫ（０９年車）。
立川バスでは国立駅発着の路線向けにＫ尺ワンステップ車を導入しましたが、画像のＰＫＧ規制車は、もともと無料送迎バス向けに貸切登録で導入した社番「１１４２」号車を乗合車に転用した経歴あり。無料送迎バスの運用台数が増える大きなレースの開催日になると、古巣に戻ってくる模様。
社番：Ｆ７２８．ＫＬ－ＬＶ２８０Ｌ１改（０４年車）。
続いては社番頭「Ｆ」の福生営業所配置車両から、こちらも最古参格となるＶ８エンジンを搭載したＫＬ規制車のＬＶノンステップ車。
社番：Ｆ７３２．ＫＬ－ＬＶ２８０Ｌ１改（０４年車）。
ＫＬ規制車のＬＶノンステップ車をもう１台。立川バスに在籍する半数以上のＫＬ規制車のＬＶノンステップ車が無料送迎バスの運用に入っていました。
社番：Ｆ９５４．ＰＪ－ＭＰ３７ＪＫ（０６年車）。
三菱ふそうＭＰノンステップ車はＰＪ規制車の０６年車が無料送迎バスの運用の中心となる模様。
社番：Ｆ９５６．ＰＪ－ＭＰ３７ＪＫ（０６年車）。
こちらは希望番号で「５６５６」ナンバーを取得し、「リラックマバス」となっていたこともあるＭＰノンステップ車。「リラックマバス」の代替わりにより一般車となった現在、見たところ福生営業所担当の無料送迎バスによく使われているようです。
社番：Ｆ９６２．ＰＫＧ－ＡＡ２７４ＫＡＮ（０７年車）。
立川バスでは０７年から導入開始を開始した三菱ふそうＡＡノンステップ車。
無料送迎バスのＡＡノンステップ車といえば社番頭「Ｃ」のシティバス立川籍のＣ９７９とＣ９８１でしたが、２０１８年の福生統合後はどちらも一般路線の運用が中心となっているようです。
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