バスラマの感想めいたものをブログで書くため、11月に宮城県仙台市へ出かけました。その際記録した宮城交通の画像は
こちらのほうであらかた並べましたが、市営バスの車両の画像は眠ったままでは勿体無い。ということで、「仙台で見たバス2019」というタイトルながら中身は仙台市営バスオンリー。今回のその1では、記録出来た仙台市交通局の大型車両画像を並べていきます。
なお、型式・導入年度は、「帰ってきた都道府県・地域別全方位レポート 注目事業者・車両一覧表 宮城県」『バスマガジン70号』(2015),講談社ビーシー/講談社 を基に記載しています。
仙台230あ6613.KC-MP617M(96年度導入車)。
まずは古参格となる三菱ふそうMPツーステップ車。後は後面側からの画像のみで失礼します。側面窓に青色の入ったガラスを採用していたのが当時の仙台市営バスの特徴です。
また、仙台市営バスでは仙台ナンバー誕生により、宮城ナンバーから仙台ナンバーへの付け替えを開始。ほとんどの車両は宮城ナンバー時代の番号を希望番号で登録しています。
仙台230あ6781.KC-LV280N(97年度導入車)。
富士7Eボディを架装したいすゞLVツーステップ車。前扉付近の小さな「低床車」表記がポイント。ツーステップでも、床の高低があったことを今に伝えます。
仙台230あ207.KC-LV280N改(99年度導入車)。
このあたりの年式の車両から図柄入りの仙台ナンバープレートに交換しています。
フロント2枚ガラス仕様の純正キュービックボディを架装したいすゞLVワンステップ車。フロント1枚ガラス+オーバーラップワイパーはキュービックボディの大きな特徴でしたが、抵抗感をもつ事業者が少なからず存在しました。そこで、モデル末期にフロント2枚ガラス仕様がオプションとして登場しました。マニアからは東武顔(関西では伊丹顔)とも呼ばれていますが、現存台数を考慮すると仙台顔と呼んだ方がしっくりくるかもしれません。
仙台230あ1095.KL-LV834L1(04年度導入車)。
ノンステップ車は当初フルフラットタイプを採用したこともあり、ズルズルと導入を続けてしまったのが公営バスらしいところ。フルフラットの設定があった末期の導入となるいすゞエルガtype-Bノンステップ車。
仙台230あ953.PKG-LV234L2(09年度導入車)。
仙台ナンバーが誕生した06年度導入車から登録番号の頭数字を導入年度に合わせた希望番号に変更。このあたりから、いすゞが入札に強かったようでディーゼル車のほとんどがいすゞ車となります。
仙台230あ1015.LKG-LV234L3(10年度導入車)。
10・11年度は10穴ホイールとなったLKG規制のいすゞLVノンステップ車を導入。
仙台230あ1270.QPG-LV234L3(12年度導入車)。
全面ラッピング広告車は前面・側面・後面に大きく「仙台市営 一般乗合」と表示しています。
仙台230あ1319.QPG-LV234L3(13年度導入車)。
いすゞLVノンステップ車ばかり。
仙台230あ1419.
全面ラッピング広告車。
仙台230あ1623.
15年度導入車からモデルチェンジしたいすゞLVとなります。画像は16年度導入車。
仙台230あ1805.
18年度は三菱ふそうMPを導入。いすゞ車以外の車両は久々で、三菱ふそう車は06年度以来の登場となりました。
仙台230あ101.KL-HU2PMEE(01年車)。
2011年の東日本大震災の復興支援として当時の大阪市交通局からノンステップ車を導入。これを契機に公営バスからの移籍車両導入を開始します。中扉の明かり窓が特徴の日野HUノンステップ車は横浜市交通局からの移籍車。同型車が在籍しているとはいえ、色々と難ありなこのタイプをわざわざ導入するとは・・・。
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