「バスタ新宿」周辺で2020年に記録したバス画像のよせ集めシリーズ。しばらくはこのシリーズをチマチマと更新していくしかありません。今回のその3では、記録できた山梨交通の高速車画像を並べていきます。一つ目のブログで
2012年に更新したエントリと見比べると、着実に車両の代替が進んでいることを実感します。
なお、年式・型式は「山梨交通グループ在籍車両一覧」『バスラマインターナショナル166号』(2018),ぽると出版 を参照しました。
社番:C743.KL-LV774R2(05年車)。
山梨交通は中央高速バスの共同運行事業者として、バスタ新宿と甲府を結ぶ中央道新宿線をはじめとした多くの路線を担当しています。型式を参照した『バスラマインターナショナル』によれば、社番のアルファベット「C」は乗合車をあらわし、3桁数字は導入順の連番とのこと。
まずは山梨交通の高速バス車両では古参格となる、先代いすゞガーラ。自社発注車両で、直結冷房・3本トランク仕様です。このあたりの車両まで側面にブドウのイラストがワンポイントとして貼られていました。
社番:C773.KL-LV774R2(01年車)。
山梨交通は高速車にも移籍車を導入しています。自社発注車と同じく直結冷房3本トランク仕様の画像の車両は淡路交通からの移籍車です。ちなみに山梨交通は2000年代に国際興業グループから離れましたが、今も塗装は国際興業グループ共通カラーともいえるデザインを採用しています。
社番:C793.KL-LV774R2(03年車)。
同じく、直結冷房3本トランク仕様のいすゞガーラ。こちらの車両には、正面の「GALA」ロゴが無く、行灯部の行先表示はLED式表示機を装備しています。。
社番:C750.PKG-RU1ESAJ(06年車)。
モデルチェンジしたガーラは06年より導入を開始。後述する移籍車導入もあり、今では山梨交通の高速車の主力となっています。
社番:C765.PKG-RU1ESAJ(08年車)。
同じく自社発注のいすゞガーラ高速車。画像の車両後部に貼られたキャラクター写真は、山梨県で人気のご当地ヒーロー「甲州戦記サクライザー」です。
社番:C809.QRG-RU1ESBJ(12年車)。
正面行灯下にレーダー+衝突被害軽減ブレーキを装備したQPG規制車のガーラ。自社発注の高速車は年1~2台のペースで導入しています。
社番:C814.PKG-RU1ESAJ(06年車)。
2010年代半ば頃から、モデルチェンジしたガーラを代替する事業者がでてきました。山梨交通はモデルチェンジしたガーラの移籍車を自社発注車を超える台数購入し、経年車のスーパークルーザーや初期ガーラなどを一掃しました。
社番:C850.PKG-RU1ESAJ(08年車)。
こちらも移籍車。後面は北杜市のラッピング広告です。
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