「バスタ新宿」周辺で２０２０年に記録したバス画像のよせ集めシリーズ。
前回に引き続き、京王グループ事業者の高速車画像を並べていきます。今回のその８では「京王グループの三菱ふそう高速車を中心に編」と長ったらしいタイトルのもと、記録できた三菱ふそう車を中心に、今年登場した輸入車のダブルデッカー、アストロメガの画像も並べていきます。
社番：Ｘ５０６０８．
京王グループでは高速車に三菱ふそう車をコンスタントに導入しています。２０００年代前半に起こったリコール騒動で少々お休みの時期もありましたが、０６年からひっそりと導入を再開しています。現在古参格となっているのが、０６年に登場した灯火規制に対応したＰＪ規制車のエアロバスです。
社番：Ｘ５０６０９．
せっかくなのでＰＪ規制車のＭＳをもう１台。
バスタ新宿にやってくる京王グループのＰＪ規制車なＭＳは、この２台だけとなった模様。
社番：Ｘ５０９０１．
モデルチェンジしたエアロエースは０９年から導入を開始します。基本折戸を採用してきた京王グループですが、エアロエースで折戸の設定が無くなったので、仕方なく？スイング扉仕様となりました。また、直結冷房３本トランク仕様も本格採用しています。屋根部のクーラーカバーの一部を黒色に塗り分けているのが０９年車の特徴。
社番：Ｘ５１００５．
１０年導入のＭＳ。画像の車両は、ヤマウラ創業１００周年をアピールするラッピング車となっていますが、社番表記にご注目。高速・貸切車では省略される頭アルファベット「Ｘ」を表記しています。高速車のアルファベットは本当に「Ｘ」なんだということをあらためて認識しました。ちなみに同じラッピング車となっている日野セレガに「Ｘ」の表記はありません。
社番：Ｋ５１２０１．
１２年導入車では、２＋１の３列偏心の「Ｓクラスシート」を装備したＭＳを導入。このうちの２台が内外装に手を加えたうえで貸切車に転用し、「プライムＫ」の愛称を持つフラッグシップ車となりました。貸切車になったとはいえ、高速路線にも使われています。この日は長野線の運用に入っていました。
社番：Ｘ５１２０９．
こちらはオーソドックスな４列シート＋トイレ付仕様の１２年導入車。
社番：Ｘ５１３０７．
バンパー部のレーダー窓が小型化した１３年導入車。
社番：Ｘ５１６０３．
日野セレガの導入が多くなり、三菱ふそう車の導入が少なくなります。
社番：Ｘ５１９０８．
モデルチェンジしＡＭＴとなったＭＳ０６は、今のところわずかな台数しか在籍していません。いわゆる令和顔のＭＳは、まだ画像の１台のみ。トランクは均等３本仕様を採用しています。
社番：Ｘ７２００１．
２０２０年に輸入車のダブルデッカー「アストロメガ」を２台導入。塗装は貸切・高速標準デザインを採用していますが、ロゴ配置などダブルデッカーにあわせたアレンジを加えています。
社番：Ｘ７２００２．
アストロメガをもう１台。社番の頭数字は、かつて７ｍサイズのＲＮがつけていた「７」をつけています。本来であれば運行開始を大々的にアピールするはずだったのでしょうが・・・。
＜西東京バス＞
社番：ＤＫ３１１８５．
最後に京王グループの西東京バスの車両。バスタ新宿には夜行路線を中心に乗り入れていますが、路線の委託・受託が可能となった新高速バス制度発足以降、京王バスから松本線の増便を中心に受託運行しています。２０２０年からは、富士五湖方面路線も受託対象に加わったようで、京王からＭＳ高速車が数台グループ間転籍しています。画像の車両はグループ間転籍したうちの１台で、西東京バスでは貸切登録となっています。
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