バスマガジン最新号の掲載内容まとめ。今号も小生的にガツンとくるような内容は無く、ただただ惰性で購入しているだけという1冊です。そんなバスマガジンでも、掲載された所有車両リストなどのちのち調べるかもしれない。「かもしれない」のためだけに更新している小生的メモ帳更新。奇数月の発売はバスマガこと、『バスマガジン 103号』です。今回はかなり調べるかもしれないところだけの羅列です。
まずは恒例の前号の予告と実際に最新号で掲載されたタイトルと内容をチェック。
前号の予告は、「 おじゃまします!!バス会社潜入レポート vol.102『越後交通』」、「帰ってきた都道府県別地域別路線バス全方位レポート『静岡県』」、「いすゞエルガミオAT 実車詳細&導入事業者突撃訪問」、「EVバス徹底トライアル!!満充電のバッテリーが空っぽになるまで実走。何km走る?」、「母と子の楽しい親子バス活動!!」、ほかとなっていました。
EVバス実走行距離に関する記事とバス会社潜入レポート「越後交通」は無事掲載、予告詐欺常連の全方位レポートが予告通りだった波乱もありましたが、エルガミオと親子バス活動についての記事はありませんでした。
バス会社潜入レポートは2005年刊行の13号以来、2度目の登場となる「越後交通」。執筆担当はBJエディターズの加藤氏です。BJハンドブックシリーズの直近作では『BJハンドブックシリーズS90 越後交通』を2015年に刊行しています。
記事は2020年7月1日現在の在籍車両をもとに編集しており、カラー頁は沿線風景と車両紹介をメインにまとめたおなじみの構成となっています。
長岡200か975.QRG-RU1ESBA(14年車)。2020年6月記録。
正直なところ越後交通エリアに縁の無い小生。ということで新宿で記録した高速車の画像を並べるだけにしておきます。3列独立シートの日野セレガで、トランク部には仮眠スペースを装備し夜行運用にも対応しています。
「帰ってきた 路線バス全方位レポート」は「静岡県」。前シリーズでは、2007年の21号・22号の2回に分けて掲載。今シリーズでも2回に分けての掲載とのことで、「
今号では県都・静岡市を中心とする中部地域と、最多人口を擁する浜松市を中心とする西部地域の2エリアで路線バスを運行する事業者 」を取り上げています。
注目事業者の車両一覧表は「しずてつジャストライン」の一般乗合車と県内高速車を掲載しています。
静岡22き2768.U-MP218K改(92年車)。2014年11月記録。
コンスタントな新車導入により、ツーステップ車は台数を減らしています。掲載の一覧表を見ると、画像のエアロスターK前後扉車は在籍しているようですが、いつ姿を消してもおかしくない感じです。いよいよ現役のエアロスターKに希少価値が見出される時代になりました。
「鈴木文彦が斬る、バスのいま」は次世代のバスとしてのEVの位置と題し、今号掲載のEVバスの満充電での実走行を調べる実験に同行したことをふまえ、確認したことなどをまとめています。源内のEVバスの完成度に合格点を与えていますが、普及させるにはディーゼル車と比べると高額な販売価格、「
コストの問題 」を解決しなければならないという、ド正論で〆るのはさすがだと思います。
「~各地へ旅立ったバスたち~移籍バスの行方を追跡」は第2回川崎市交通局と題し、90年代以降に移籍した車両を紹介しています。00年代前半、都営バスが移籍車としての販売を中止したこと、横浜市営バスの廃車が機械式AT車ばかりだったことなどから、相当数の移籍車が全国的に見られるようになりました。「現在は導入数の少なかった時期の置き換えに当たっているため、新規の移籍は少なめ 」となっているのは残念です。昨年度は久々にまとまった台数の車両代替を行いましたが、廃車となったのは移籍車として導入するには年式が古すぎるMPノンステップ車や、年式は新しいものの先行して廃車するには理由があるUDのRAノンステップ車でしたので、移籍車として登場するのは正直望み薄です。
社番:79060.2019年10月に記録したものを再掲。
記事では呉市営バスを経て広島電鉄に在籍する三菱ふそうMP移籍車の写真を掲載していますが、ここでは広島電鉄に直接移籍したワンステップ車の画像を並べておきます。
そのほかの連載は今後調べることが無さそうなので割愛。
次号予告は、「 おじゃまします!!バス会社潜入レポート vol.104『北海道中央バス』」、「帰ってきた都道府県別地域別路線バス全方位レポート『静岡県PART2』」、「2012年式なのに15枚目のナンバー!?転属を繰り返しているバスを追う」、「バス用品探訪 メーカーで実験!!バス火災の消化システム」、「方向幕の世界SPECIAL [神奈川を走るバスの方向幕]」、ほかとなっています。
なんとなくですが、次号は予告通り掲載されるような気がします。結果はいかに。
なお、本文中の「
斜字 」部分は同誌からの引用部分、掲載画像の型式・年式は掲載の車両一覧を参照しています。
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