「バスタ新宿」周辺で２０２０年に記録したバス画像のよせ集めシリーズ。
今回のその１０では、バスタ新宿から千葉県内各所を結ぶ路線で運用している車両を事業者ごとに並べていきます。
＜京成バス＞
社番：１２６５．ＱＴＧ－ＲＵ１ＡＳＣＪ（１６年車）※１。
社番：１２７４．ＱＴＧ－ＲＵ１ＡＳＣＪ（１７年車）※１。
まずは、バスタ新宿と東京ディズニーリゾートを結ぶ路線をジェイアールバス関東と共同運行している京成バスの車両から、いすゞガーラのハイデッカー。京成バスの担当営業所は都内の奥戸および東雲車庫なので、足立ナンバーの車両となりますが、千葉県内の発着ということで今回はここで並べていきます。
ジェイバス製のいすゞガーラのハイデッカーは京成バスの高速車では主力的存在です。上下で車両が異なり失礼します。
社番：１２４３．ＱＲＧ－ＲＵ１ＡＳＣＪ（１３年車）※１。
こちらは貸切登録となっている１３年車。貸切・高速兼用車という感じなので、バスタ新宿にやってくることもあるようです。
社番：１３１９．
京成バス高速車では三菱ふそうＭＳもそれなりの台数が在籍しています。いわゆる令和顔のエアロエースも登場しています。
＜小湊鐡道＞
千葉２００か２９５３．ＱＴＧ－ＭＳ９６ＶＰ（１７年車）※２。
続いては、小湊鐡道の車両。東京湾アクアライン連絡道を経由し木更津駅や五井駅を結ぶ高速バスを小田急シティバスと共同運行しています。小湊鐡道は、高速バス・観光バスの全車を衝突軽減安全ブレーキ
付の車両にすることなどを柱とする「セーフティファースト宣言」を２０１６年１２月に発表しました。宣言通り、１７年以降高速車にまとまった台数の新車を導入。この新車導入により、
主力的存在となったのが３本トランクのエアロエースな三菱ふそうＭＳ。画像の車両は後部にトイレを装備しており、２０１８年頃にはチバテレ・テレ玉と期間限定のコラボレーションラッピングバスとなっていました。
千葉２００か２９５３．ＱＴＧ－ＭＳ９６ＶＰ（１７年車）※２。
せっかくなので１７年導入のエアロエースをもう１台。２０１８年頃から高速バスの愛称「ｉｎｔｅｒｃｉｔｙ ｂｕｓ」の切り抜き文字ロゴが車体につけられるようになりました。
袖ヶ浦２３０あ２９９８．ＱＴＧ－ＲＵ１ＡＳＣＡ（１７年車）※２。
意外と少ない日野セレガの高速車。高速車に新車を大量導入した１７年でも、わずか２台という状況。フロントのメッキパーツにこだわりを感じます。
もともと千葉ナンバーで登場しましたが、木更津へ転属した際に千葉ナンバー時代の番号を袖ヶ浦ナンバーに希望番号で取得しています。
千葉２００か３００１．ＱＴＧ－ＲＵ１ＡＳＣＪ（１７年車）※２。
ＱＴＧ規制車のいすゞガーラ高速車は１７年に７台導入していますが、トイレを装備しているのは画像の車両のみとのこと。１７年導入車はフロント部のメッキパーツがありません。
千葉２００か３０４８．２ＴＧ－ＭＳ０６ＧＰ（１８年車）。
１７年後半に導入した三菱ふそうＭＳから、モデルチェンジでＡＴを本格採用したＭＳ０６となります。画像の車両は、翌１８年にまとまった台数を導入しうちの１台。ＭＳ０６初期車のため、トランクは大中小の変則３本仕様となっています。
袖ヶ浦２３０あ３０６４．２ＴＧ－ＭＳ０６ＧＰ（１８年車）※２。
せっかくなので１８年導入車をもう１台。 木更津に転出した際、希望番号で千葉ナンバー時代の番号を取得した袖ヶ浦ナンバー車です。
千葉２００か３１４１．２ＴＧ－ＭＳ０６ＧＰ（１８年車）※２。
バスタ新宿にやってくる小湊鐡道の車両はエアロエースばかりです。
袖ヶ浦２３０あ５００１．２ＴＧ－ＭＳ０６ＧＰ（１８年車）※２。
木更津営業所に直接配置となった車両は、袖ヶ浦ナンバーの５０００代の希望番号で登録しています。
袖ヶ浦２３０あ５００４．２ＴＧ－ＭＳ０６ＧＰ（１８年車）※２。
こちらの車両はフロントガラス下部に三菱スリーダイヤとＦＵＳＯロゴ。担当ドライバーさんのカスタマイズでしょうか。
＜日東交通＞
袖ヶ浦２００か６９３．ＰＫＧ－ＲＡ２７４ＲＢＮ（０８年車）※２。
最後に日東交通の車両を１台。日東交通は房総半島の南部をメインエリアとし、今年１０月に館山・鴨川の地区分社を統合したばかりです。バスタ新宿を発着する路線は、館山を結ぶ「新宿なのはな号」と君津を結ぶ「新宿君津号」の２路線をジェイアールバス関東と共同運行していますが、１０月１日現在「新宿君津号」は新型コロナウィルス感染拡大防止を目的とした外出自粛の影響により全便運休となっています。
今回画像を並べるのは、西工ボディのＲＡ高速車。日東交通は２０００年代のわずかな期間にＲＡの高速車を継続導入していました。
なお、型式・年式は下記を参照しました。
※１）『ＢＪハンドブックシリーズＳ１０２ 京成バス』（２０１９）， ＢＪエディターズ
※２）「小湊鐡道 所有車両一覧表」『バスマガジン９５号』（２０１９），講談社ビーシー/講談社
※３）「日東交通グループ 在籍車両一覧」『バスラマインターナショナル １２９号』（２０１２），ぽると出版
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