「バスタ新宿」周辺で2020年に記録したバス画像のよせ集めシリーズ。今回のその13では、バスタ新宿と北関東エリアの茨城県・栃木県・群馬県内を発着する路線で運用している車両画像を事業者ごとに並べていきます。
<茨城交通>
水戸200か1430.
まずは茨城県の事業者から、みちのりホールディングス傘下の茨城交通。大子・大宮・太田線がバスタ新宿へ乗り入れています。新型コロナウィルス感染拡大防止を目的とした外出自粛の影響により、現在は常陸太田への1往復のみの運行となっています。茨城交通高速車カラーの三菱ふそうMS。
水戸200か2490.
みちのりホールディングスはグループ事業者の統一した高速バスブランド「MEX」を制定。グループ事業者に高速車統一デザイン「MEX」カラーがじわりじわりと登場しています。茨城交通にも令和顔の三菱ふそうエアロエースが「MEX」カラーで登場。トランクは3本均等サイズ仕様です。
<関東自動車>
那須230あ8206.
続いては栃木県の事業者から、こちらもみちのりグループ傘下となる関東自動車。那須温泉や塩原温泉エリアとバスタ新宿を結ぶ那須・塩原号をジェイアールバス関東と共同運行しています。もともと栃木県北エリアをメインとしていた東武系の東野交通が運行していましたが、みちのりグループ入りしたのち2018年に関東自動車と合併しました。
画像は東野交通籍だったいすゞガーラ高速車。那須ロープウェイのラッピング広告は東野交通時代から変わっていません。
<日本中央バス>
前橋200か27.
最後に群馬県内事業者から日本中央バス。藤岡・高崎を経由し前橋を結ぶ路線がバスタ新宿を発着しています。日本中央バスは2000年代に都市間高速バス路線を相次いで開業し路線網を急拡大しました。新宿を発着するようになったのもこの頃で、当初は新都心エリアのヒルトン東京が新宿の停留所となっていました。バスタ新宿開業により旧ツアーバス系新高速バスとあわせる形で乗り入れを開始し、駅への利便性が随分向上しました。
画像は前橋ナンバーの日野セレガ。日本中央バスはM-4桁数字の社番を制定していましたが、画像の車両には見当たらず。もう社番という制度をやめてしまったのかもしれません。
前橋200か28.
せっかくなので日野セレガをもう1台。このほか三菱ふそうエアロエースなどが運用に入っているところをよく見ます。
<群馬中央バス>
前橋210い77.
ジェイアールバス関東が運行する伊勢崎・本庄ー新宿線の一部を2019年から受託運行することになった群馬中央バス。新高速バス制度を活用した形ですが、群馬中央バスが高速バスを運行するようになるとは時代が変わったという感じです。ジェイアールバス関東から移籍した側面固定窓仕様の三菱ふそうエアロエースが専用車となっており、受託運行ということから貸切登録となっています。塗装も群馬中央バスの貸切車塗装デザインを採用しています。
前橋210あ88.
ジェイアールバス関東からは2台移籍しています。どちらも図柄入りナンバープレートを装着しています。
PR