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バスタ新宿周辺で見たバス2020(その19:旧ツアーバス転進組編)

「バスタ新宿」周辺で2020年に記録したバス画像のよせ集めシリーズ。
今回のその19では、新高速乗合バス制度開始にともない、いわゆる高速ツアーバスから転進した事業者のバス画像を中心に並べていきます。なお、ツアーバス転進組では最大手のWILLER EXPRESSの車両画像は既に並べていますので、ご容赦を。


福島200か2117.
まずは福島県白河市に本社をもつ桜交通。2000年代初め、富士交通が仙台と福島・郡山間の都市間高速バスに新規参入しちょっとした騒動となりましたが、この路線の共同運行事業者に加わったのが桜交通。結局この路線は新規参入組の撤退で幕を下ろしましたが、桜交通は都市間ツアーバスという形で規模を拡大していきました。
車両にはサクラの名前をつけているのが特徴で、画像のエアロエースな三菱ふそうMSは「やえあけぼの」となっています。 
 

宮城200か2767.
側面固定窓仕様の現代ユニバース。サクラの名前は「のこぎりばのまめざくら」というなんともマニアックな品種名となっています。
<AT LINER>


名古屋200か3528.
「AT LINER」は桜交通のグループ事業者。「@(アット)ライナー」の名称で主に大阪・名古屋方面の路線を運行しています。塗装デザインは仕様毎に異なるカラーを採用しているようで、画像の黄緑色カラーの車両は4列シートのスタンダード車となるようです。
 


八王子230あ500.
「AT LINER」は「@(アット)ライナー」のほか、高速ツアーバスから新高速乗合バスへ転進したもののいろいろあって経営を断念した事業者の路線をブランドごと引き継いで運行しています。「旅の散策」はそのひとつで、もともと富士セービングバスが運行していました。画像のいわゆる令和顔の三菱ふそうMSは「旅の散策」専用車の新顔です。

<昌栄高速運輸>

足立200か3746.
「どっとこむライナー」の愛称の都市間高速バスを運行している昌栄高速運輸。他事業者の高速路線バスの運行受託もしており、画像の前面シグネチャーライトを装備した三菱ふそうMSは「@(アット)ライナー」専用車となっています。

<オー・ティー・ビー>
 
千葉230あ530.
オリオンツアーによる高速ツアーバスの運行会社として誕生したオー・ティー・ビー。新高速乗合バス移行後も「オリオンバス」の愛称で日本各地への都市間高速バスを運行しています。画像は側面固定窓仕様の日野セレガ。

<ジャムジャムエクスプレス>

足立200か3372.
「JAMJAMライナー」の運行をメインとしているジャムジャムエクスプレス。塗装は仕様により異なるカラーに日本の各都市をイメージした共通デザインを採用しているとのことですが、正直よくわかりません。黄緑色カラーで床下仮眠室を装備した日野セレガ。


宮城200か2851.
同じく床下仮眠室を装備した日野セレガですが、こちらはマルーン色を採用。


宮城200か2873.
マルーン色の日野セレガをもう1台。


足立200か3725.
こちらはマルーン色で床下仮眠室を装備するスーパーハイデッカーのエアロクィーンな三菱ふそうMS。 バラエティに富んでいます。

長々と続けてきた「バスタ新宿で見たバス2020」シリーズは、今回で最終回となります。
なお、更新後に画像を記録できた車両があったので、その1その6その15に画像を追加しています。
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