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唐津で見た昭和自動車のバス(乗合車編)

ブログの更新にHDDに眠らせたままの画像を活用していくシリーズ。
今回は2020年に唐津にある昭和自動車の営業所近傍で記録できた乗合車の画像を並べていきます。

なお、型式・年式は「注目事業者・車両一覧表 佐賀県 昭和自動車」『バスマガジン101号』(2020),講談社ビーシー/講談社  を参照しました。
 

佐賀22き700.KC-RM250GSN(97年車)。
高島への連絡船が発着する宝当桟橋のそばにある昭和自動車の唐津営業所。車庫は道路を挟んだ両側にあり、営業所建物側に小型車と貸切・特定車、給油施設などのある工場側に高速車や乗合車が留め置かれています。今回並べている画像は道路上から記録したものとなります。
まずは生え抜き佐賀22きナンバーのRM。富士8Eボディ架装で、中扉折戸仕様のツーステップ車。昭和自動車は富士ボディをそれなりに愛用してきた事業者で、1990年代後半はUD車に架装を続けていました。行先表示はもともと方向幕式でしたが、LED式取り替えられています。

佐賀200か411.KC-RM211GAN(98年車)。
車両代替には移籍車の導入も行っている昭和自動車。なかにはメーカーのサンプルカーだった車両も在籍しており、画像のRMもそんな1台。行先表示は方向幕式となっていますが、正面は昭和自動車伝統の細長いタイプではなく全国的に見られるサイズを装備しています。現在はイオン唐津ショッピングセンターの全面ラッピングを施し、運賃無料のお買い物バス「イオン号」がメインとなっている模様。 
 
 
佐賀200か427、U-RJ3HJAA(95年車)。
福岡にも営業所がある関係で、ナンバーから登録年を推定するのは出来ないことが多い昭和自動車。近年4桁の番号が車両ごとに貼られるようになりましたが、メーカーや年式などをあらわすような法則はとくに無いようです。
画像の日野RJは福岡地区ローカル路線から撤退した際に佐賀ナンバーエリアに異動したうちの1台。後面からの画像のみで失礼します。


佐賀200か841.KK-HR1JKEE(03年車)。
2000年代の昭和自動車はワンステップ車の導入がメイン。このため在籍している日野HRは全て移籍車となります。画像の9mサイズの日野HRは川崎鶴見臨港バスからの移籍車です。


佐賀200か967.U-UA440LSN(94年車)。
唐津営業所に在籍する大型の一般乗合車は少数派で、ほぼ福岡地区から異動した車両となっています。富士7EボディのUAツーステップ車は西武バスからの移籍車で、唐津競艇場の無料送迎バスがメインの運用となっている模様。ちなみに唐津競艇場はかつて昭和自動車の唐津営業所がある松浦川河口の宝当桟橋にありました。現在公園となっている直線に長く続く岸壁が競艇場の名残といえそうです。


佐賀200か1017.2KG-LR290J3(17年車)。
2010年代に入ると、一般乗合車にも積極的な新車導入を再開した昭和自動車。佐賀県内の営業所には、日野の小型ノンステップ車や、いすゞ・日野の中型ノンステップ車を配置しています。
 

佐賀200か1076.KL-JP252NAN(00年車)。
いわゆるスペースランナー顔のJPワンステップ車。
福岡地区から近年唐津配置になったようです。


佐賀200か1092.2KG-LR290J3(18年車)。
導入が続くいすゞLR。利用する側からすれば低床車が増えるのは喜ばしいことなんですが、在籍車のバラエティ豊かさが徐々に無くなっていくのはマニア的にさびしい限り。


佐賀200か1141.2DG-HX9JLCE(19年車)。
7mサイズの車両は、ロングサイズで1扉仕様のポンチョこと日野HXの導入が続いています。正面の「SHOWA」ロゴが運転席側にあるのがポイントです。
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