2020年から2021年に熊本市内で記録したバス画像のよせ集めシリーズ。
熊本都市バス編最終回となる今回のその11では、熊本城周遊バス「しろめぐりん」専用車の画像を並べていきます。
なお、型式・年式は「熊本都市バス 在籍車両一覧」『バスラマインターナショナル 155号』(2016),ぽると出版 を参照しました。
熊本200か480.ADG-HX6JLAE(06年車)。
熊本城および周辺の観光スポットをめぐる熊本城周遊バス「しろめぐりん」。熊本駅を起点に桜町バスターミナルおよび桜の馬場・城彩苑を2度経由する8の字のルートで、平日はほぼ30分間隔、土曜・日曜・祝日は午前20分間隔・午後30分間隔で運行(2021年11月現在)しています。熊本市が専用車両を保有し、運行を熊本都市バスに委託する形態となっています。
まずは、2006年10月の熊本城周遊バス「しろめぐりん」運行開始にあわせて2台導入した日野ポンチョ。ロングサイズで2扉仕様のMT車で、観光客がひと目で分かる熊本城のイラストを全面にアピールしたデザインのラッピングバスとなっています。
熊本200か481.ADG-HX6JLAE(06年車)。
「しろめぐりん」運行開始時に導入したもう1台には「宝くじ号」の表記があります。導入にあたり、日本宝くじ協会の助成を受けた模様。
ちなみに「しろめぐりん」の運行は2006年10月から2011年9月まで九州産交バス、2011年10月から熊本都市バスが担当しています。
熊本200か558.ADG-HX6JLAE(07年車)。
翌年登場した増備車。見たところ仕様は同じようです。
熊本200か846.BDG-HX6JLAE(11年車)。
「しろめぐりん」は2011年3月の九州新幹線の全線開業にあわせ、運行ルートを一部変更しました。その際に増車分として、画像の車両を導入しました。
熊本200あ504.
2020年11月から「しろめぐりん」専用車両に加わったEV電気バスのポンチョ。ロングサイズで1扉仕様の車両を産学官連携「熊本発EVバス」の技術を用いて電気バスに改造し、熊本市政策局が発表した報道資料によれば導入費用は6000万円(補助金含まず)とのこと。定員は乗員含め25人のため、バスでいうところの小判ナンバーを取り付けています。
電気バスをアピールすべく、車内にバッテリーの充電量などを表示する小型のモニターが複数取り付けられています。今のところダイヤ固定で運行しているようですが、小生が熊本に行った時に限ってなのか、動いていないことのほうが多い印象。
熊本200か164.KK-MJ26HF改(01年車)。
「しろめぐりん」専用車ではありませんが、予備車となっている7mサイズの三菱ふそうMJノンステップ車の画像もあわせて並べておきます。EV電気バスの代走など、予備車といえないくらい「しろめぐりん」で動いている印象です。
PR