今年4月に沖縄県那覇市で記録したバス画像のよせ集め、「那覇市内で見たバス2022」シリーズ。今回の那覇バス編その6では、市内線配置の移籍車で「沖縄200か800」から「沖縄200か993」までの記録出来た画像を並べていきます。
なお、型式・年式は『BJハンドブックシリーズV108 那覇バス 琉球バス交通』(2022),BJエディターズ を参照しました。
沖縄200か800.KC-MP747K(98年車)。
いよいよ移籍車にもノンステップバスが登場。まとまった台数の移籍車導入が続く東急バスから、三菱ふそうMPノンステップ車が1台やってきました。前中扉ともグライドスライドで、前方に搭載したいかつい三菱重工クーラー、いかにも初期のMPノンステップバスという車両です。
沖縄200か822.KC-LV280N(98年車)。
那覇バスは2010年代初めまで那覇空港内でスカイマークのランプバス運行を担当していました。ランプバスには市内線運行車両だった富士5EボディないすゞLVなどを使用していたので、2011年にいすゞLVの3扉車を3台導入し古参車を置き換えました。しかし3扉車導入後数年でスカイマークランプバスの運行は終了。3扉車はまさかの市内線転用となりました。
まずは2台在籍する側面上部開閉窓で最後部扉が折戸仕様のいすゞLVは、名古屋市交通局からの移籍車。
沖縄200か824.KC-LV380N(97年車)。
側面サッシ窓で最後部扉が引戸仕様のいすゞLVは京成バスからの移籍車。
3扉車は那覇バスに移籍してから10年以上経過していることもあり、ボディのあちらこちらにサビが出ています。年式的に、そろそろ・・・という感じでしょうか。
沖縄200か833.KC-LV280L(99年車)。
コンスタントに導入が続く京浜急行バスからの移籍車。いすゞLVのエアサスワンステップ車。
沖縄200か838.KC-LV280L(98年車)。
同じく、京浜急行バスから移籍したいすゞLVエアサスワンステップ車。キュービックボディはタイヤハウス周りや中扉付近など、どの車もだいたい同じような場所が腐食しています。
沖縄200か844.KC-HU2MMCA(98年車)。
京浜急行バスからまとまった台数の移籍車を導入していますが、意外と少ない日野HUワンステップ車。京浜急行バスの日野HUが日本各地の事業者で大人気なので、入手が難しかったのかもしれません。
ちなみに現在那覇バスに在籍している京浜急行バスからKC規制車の日野HU移籍車は3台で、うち2台が市内線配置となっています。画像の車両は沖縄本土復帰50周年を記念し2022年7月から「首里バス復刻号」となっています。
沖縄200か993.KK-RJ1JJHK(02年車)。
京浜急行バスグループから移籍したKK規制車の日野RJワンステップ車。交通バリアフリー法施行後に製造した車両なので、車椅子対応のスロープなどを装備しています。
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