今年4月に沖縄県那覇市で記録したバス画像のよせ集め「那覇市内で見たバス2022」。
シリーズ最終回となる今回は、いわゆる沖縄本島4社を除いたその他の路線バス事業者の車両画像を並べていきます。
<東京バス沖縄営業所>
社番:82F57-764.沖縄230い3002.
まずは那覇中心部の国際通り入口と糸満市役所・琉球ホテル&リゾート名城ビーチを結ぶ「ウミカジライナー」・「ハーレーエクスプレス」を運行する東京バス沖縄営業所の車両から、三菱ふそうMPノンステップ車。
東京大阪バスグループは一般乗合バスの新規路線開設に積極的で、路線改廃もスピーディという印象。新たに路線車両が必要となれば新車だけでなく、グループ間で融通しています。画像の車両は社番から、元々は北海道バスの函館市内路線で使用しており、東京バス沖縄営業所が2020年に一般乗合バスの運行を開始するのにあわせて沖縄へやってきたようです。
ちなみに東京大阪バスグループの社番は年式や定員などを表しており、頭数字2桁は元号年を逆にしたものとなります。
社番:10S45-062.沖縄230あ3008.
こちらの日野KRは大阪バスからのグループ間転籍車。画像を記録出来たMPとKRは側面窓下に「TOKYO BUS」を表記。
社番:40G55-3010.沖縄230い3010.
こちらは社番から直接沖縄に新車導入したらしい、いすゞLR。側面窓下は「OKINAWA」を大きく表記。
社番:40G55-3011.沖縄230い3011.
同じくいすゞLR。
側面の「○○でも・・・東京バス」の広告看板はバリエーションがあり、画像の車両は「国際通りでも・・・東京バス」。
<やんばる急行バス>
沖縄230い1226.
那覇空港と運天港を結ぶ「やんばる急行バス」。2013年に今帰仁村の沖縄中央観光が路線バスに新規参入し、運行開始当初は言い方が悪いですがいかにも「中古バス」というような雑多な経年車ばかりでした。現在も移籍車が中心となっていますが、現行ボディの車両へ代替が進んでいます。ただ、相変わらず元の事業者の塗装デザインを綺麗に塗り消しただけのような車両も少なくなく、画像の東武バスから移籍したいすゞRUもそんな1台。扉付近のJピラーは一部を剥がしたようで跡が残っています。
<沖縄エアポートシャトル>
沖縄22き674.
那覇空港・那覇市内と沖縄美ら海水族館などがある本部エリアを結ぶ沖縄エアポートシャトル。沖縄エアポートシャトルはJTB沖縄と北部観光バスが出資組合員となった有限責任事業組合が運行しています。法律的なことはよくわかりませんが、実際の運行・車両は北部観光バスが担当している模様。まずは北部観光バスの塗装に沖縄エアポートシャトルのラッピングを少々という感じの三菱ふそうMS。
沖縄200か177.
こちらは沖縄エアポートシャトルの全面ラッピング車となっている三菱ふそうMS短尺車。沖縄エアポートシャトル公式HPによれば、「首里城をイメージした朱色」に「沖縄をイメージする花々」と「沖縄を代表する蝶(オオゴマダラ)」をモチーフにしたデザインとのこと。
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