バスマガジンの最新号で、のちのち調べるかもしれない事業者特集などを書き記しておく、それだけのために更新している小生的メモ帳更新。今回は『バスマガジン 115号』です。
まずは、前号の予告をチェック。
前号の予告では、「 おじゃまします!!バス会社潜入レポート vol.115『新潟交通グループ』」、「帰ってきた!都道府県別地域別路線バス全方位レポート『北海道 道央・道南』」、「これでラストになるかも!?最後のエアロキング、メーカーで試乗!!」、「バス用品探訪 バス運行管理ソリューションメーカー『クラリオン』」、「バスを培ってきたテクノロジーとメカニズム~これまで秘密だった部分も解説!!~[FCEVバス/トヨタSORAを徹底解剖]」、ほかとなっていました。
秘密だった部分の解説を当然書くことが出来なかったトヨタSORA記事のタイトルが若干変わったくらいで、今号も予告にあったもの全てが記事となっています。バスマガジンは予告で妙な煽り風タイトルを使いたがりますが、結局該当記事の掲載無しか、掲載されてもタイトルは無難なものに変更となります。
バス会社潜入レポートは初登場となる「新潟交通グループ」。新潟交通と地域分社の新潟交通観光バス、新潟交通佐渡を紹介しています。
執筆担当はBJエディターズの加藤氏で、BJハンドブックシリーズの直近作は2020年の『BJハンドブックシリーズV103 新潟交通』となります。
記事は、2022年6月30日現在の在籍車両をもとに編集し、沿線風景と車両紹介をカラー頁・白黒頁に営業所の外観写真と歴史編をまとめた、いつも通りの構成となっています。
社番:H1030.QKG-MP38FM(16年車)。2019年11月記録。
BJハンドブックシリーズ刊行時点ではエアロスターK長尺車が残っていましたが、新車・移籍車導入で姿を消した模様。掲載の「所有車両一覧表」によれば、現在の最古参車はいすゞLVの93年導入車となっています。
画像は14年から導入が続いている現行マスクの三菱ふそうMPノンステップ車。14~16年にかけ新潟市内路線向けに大量導入したこともあり、いまや60台以上が在籍する主力車種となっています。
「帰ってきた 路線バス全方位レポート」は「北海道 道央・道南」を紹介。前シリーズでは、道央は2003年の創刊号、道南は2013年の58号で取り上げていました。前シリーズで2回に分けていたところを1回にまとめているので、ダイジェスト的な紹介になるのは仕方ありませんが、じょうてつが写真3枚、道南バスが写真2枚、ジェイアール北海道バスが写真1枚というのはさすがに・・・。
注目事業者の車両一覧表は、「函館バス」。2022年7月31日現在の長距離路線用車両も含めた乗合車を掲載しています。
「~各地へ旅立ったバスたち~移籍バスの行方を追跡」は第9回神奈川中央交通編(その3)南関東・甲信越。「
特に南関東では路線向けよりも多種多様な送迎用途で活躍する車が目立つ 」とあるように、路線車を改造した車両から、もともと特定車だった車両、神奈中観光からの移籍車など、幅広く取り上げています。
千葉200か2773.KK-ME17DF(02年車)。2017年6月記録。
あすか交通に移籍し、イオンモール幕張新都心の無料送迎バス「お買物バス」専用車となっていたME。車内はモケットなど細かいところに神奈中時代の名残をとどめていました。「
現在は平和交通に再移籍し引き続き送迎バスに使われている 」とのこと。
「鈴木文彦が斬る、バスのいま」は「お金をかけずにできるバス優先」と題し、岩手県盛岡市と島根県松江市で行われている「交通規制」によるバス優先策を紹介。
そのほかの連載は今後調べることが無さそうなので省略します。
次号予告は、「 おじゃまします!!バス会社潜入レポート vol.116『江の電バス』」、「帰ってきた!都道府県別地域別路線バス全方位レポート『北海道 北部・東部』」、「ジワジワと稼働状況もこなれてきたゾ・・・東京駅八重洲バスターミナルのリアル!!」、「JAPAN電気バスのいま!!日本でも着々と開発~稼動が進んでいるバス型EVを追う」、「バス用品探訪 ~エンジンオイル、感染症対策品、LLC・・・ジェイバス製のバス周辺用品大集合!!」、ほかとなっています。細かいことですが「江ノ電バス」を「江の電バス」と表記するのは、なんかひっかかります。
なお、本文中の「斜字 」部分は同誌からの引用部分、掲載画像の型式・年式は掲載の車両一覧等を参照しています。
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