「仙台で見たバス2022年11月」というタイトルながら中身は仙台市営バスオンリーのバス画像よせ集め。最終回となるその4では、記録出来た仙台市交通局に在籍する中型車と仙台市観光シティループバス「るーぷる仙台」専用車の画像を並べていきます。
仙台230あ573.KK-RM252GAN(01年度導入車)※1。
まずは中型乗合車の画像から、富士8Eボディを架装したRMワンステップ車。デンソー製クーラーを搭載しています。
仙台230あ1524.SDG-KR290J1(15年度導入車)※2。
08年度以降の大型ディーゼル車はいすゞLVの導入が続いていますが、台数が少ない中型車はしばしば日野KRを導入しています。画像は15年度に導入したKRノンステップ車。
<るーぷる仙台>
仙台230あ111.
仙台市観光シティループバス「るーぷる仙台」は、仙台駅を起点に仙台市中心部の史跡や観光スポットを循環する路線です。路面電車をイメージしたという特装ボディの9m車が専用車となっており、車内後部は大きな窓のある立席中心のスペースとなっています。
登録番号は導入順というわけではないようですが、ここでは番号が小さいほうから並べていきます。まずは中扉4枚折戸仕様で日野KRがベースとなっているワンステップ車。塗装デザインは車両ごとに異なり、画像の車両は水玉模様が特徴。
仙台230あ112.PDG-KR234J2改(09年度導入車)※1。
後面側はこんな感じ。丸型のテールライトがレトロ感をアップさせています。画像の車両も日野KRベースのワンステップ車です。
仙台230あ118.2KG-KR290J3改(18年度導入車)。
近年の導入車はノンステップ車がベースとなったので、中扉は引戸仕様となっています。
仙台230い120.
「るーぷる仙台」は観光シーズンともなると利用が集中、加えて道路の渋滞などで定時運行もままならない状況になることもあるようです。そんなときは臨時便を運行して、仙台駅発だけでも定時に出発できるよう対応しています。画像は臨時便に対応すべく駅前で待機中のところを記録したものです。
なお、型式・導入年度は、下記を参照しました。
※1)「帰ってきた都道府県・地域別全方位レポート 注目事業者・車両一覧表 宮城県」『バスマガジン70号』(2015),講談社ビーシー/講談社
※2)『バスラマインターナショナル』各号掲載の「ノンステップバス導入一覧」及び「各地の新車から」
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