5月に島根県松江市へ出かけた際に記録したバス画像のよせ集め「松江で見たバス2023」シリーズ。
今回の松江市交通局編その3では、記録出来た「島根200か689」から2018年に導入した「島根200か785」までの車両画像を並べていきます。
なお、型式・年式は『年鑑バスラマ』・『バスラマインターナショナル』各号掲載の「ノンステップバス導入一覧表」、「各地の新車から」ページを参照しました。
島根200か689.SKG-KR290J2(16年車)。
松江市交通局は2011年度以降、経年車代替を進めるため毎年2~4台の新車導入を行っています。2016年度は中型車2台・大型車2台、合計4台新車導入しました。中型車2台はモデルチェンジした日野KRを初導入しました。
塗装はこれまでと同じ使用カラー&デザインを残しつつ、明らかに変わったことが分かる正面の縞模様が特徴の新デザインに変更しました。ただ、画像の車両は正面涎掛け&ラッピング広告車になっているので分かりにくいですが・・・。また、側面行先表示は前中扉間設置に変更し、運転席側の側面窓はメーカー標準の中央固定窓仕様を採用しました。
島根200か690.SKG-KR290J2(16年車)。
同じく16年に導入したKR。こちらは松江市に本社がある三菱マヒンドラ農機のラッピング広告車になっています。三菱を冠した農業機械メーカーの本社が松江にあるとは知りませんでした。
島根200か707.QSG-HL2ANAP(17年車)。
大型車2台は松江市交通局初のハイブリッド車となる日野HLを導入。松江市交通局は2000年代前半にCNG中型ノンステップ車を導入してきましたが、燃料タンクの使用期限の関係で2010年代には代替対象となり姿を消していきました。CNG車に代わる低公害車という位置付けで、ハイブリッド車導入に踏み切ったようです。
ハイブリッド車は16年度末の17年3月に登場し、青色ベースの特別塗装を採用しました。ハイブリッド車が中型車のラインナップもあれば継続導入していたかもしれませんが、運用が限られる大型車モデルだけではなかなか増えず。いまのところこの年登場した2台だけとなっています。
島根200か734.SKG-KR290J2(17年車)。
17年度は中型ノンステップ車を4台導入。今回も日野KRで17年内に登場しました。
行先表示は正面と後面を白色LED機、側面は従来のアンバー色LED機を装備しています。
島根200か782.2KG-KR290J3(18年車)。
2KG規制車となりKR290J3となった18年導入車。前年同様日野KRを4台導入しました。
画像の車両は小泉八雲の「怪談」の舞台を巡る「松江ゴーストツアー」の大掛かりなラッピング広告車となっていました。
島根200か783.2KG-KR290J3(18年車)。
こちらは松江スサノオマジックのラッピング広告車となっている日野KR18年導入車。
島根200か785.2KG-KR290J3(18年車)。
18年導入の日野KRをもう1台。運転席側に何も広告が無いので、16年に変更した塗装の帯デザインがようやくわかりました。
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