4月に大分県別府市へ出かけた際に記録したバス画像のよせ集め「別府で見たバス2023」シリーズ。今回の大分交通編その1では、記録出来た前中扉仕様の車両画像を並べていきます。
なお、型式・年式は 「注目事業者・車両一覧表 大分県 大分交通」『バスマガジン92号』(2018),講談社ビーシー/講談社 を参照しました。
大分200か192.KK-RJ1JJHK(04年車)。
大分県北部地域をメインに路線網を展開している大分交通。現在一般乗合車の主力は中型車となっています。自社発注車はコーチビルダーが健在だった時代、年式により純正ボディだったり富士ボディだったり西工ボディだったりとバラバラ。このため在籍車両は台数の割りにバラエティ豊富です。
まずは04年に導入した西工ボディ架装の日野RJワンステップ車。画像の車両は2016年の大分交通創業120周年を記念し、別大電車をイメージしたデザインのラッピング車となっています。
大分200か466.PDG-LR234J2(10年車)。
近年導入の自社発注一般乗合車は、いすゞ車が中心となっています。導入が続くLRノンステップ車から、10年導入車。
大分200か501.KC-MP317M(97年車)。
大分200か517.KC-MP317M(97年車)。
一般乗合車は中型車をメインにしていますが、別府市の山間部に位置する立命館アジア太平洋大学(略称:APU)への通学路線には大型車を使用しています。大型車は着席重視の貸切転用車・エアライナー転用車のほか、前中扉仕様の一般乗合車も運用に入っています。
画像はAPU線向けに神奈川中央交通からまとまった台数移籍したMPツーステップ車。見たところ内装はカーテンを設置したくらいで、シートなど神奈中時代のままの模様。正面の運賃確認窓は使用していませんが埋めず、側面の出入口表示幕は中扉部「入口」・前扉部「出口」表示で活用しています。上下で車両が異なり失礼。
大分200か990.
神奈川中央交通から移籍車導入した三菱ふそうMPを大分交通は気に入ったようで、数年毎に増備しています。画像の車両は小田急マテリアルズ仕様となったワンステップ車です。今回も正面の運賃確認窓は埋めず、「SUNQパス」のステッカーを仕込んで活用しています。
APU線向けの前中扉仕様大型車にはこのほか、自社発注の長尺ワンステップ車も在籍しています。
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