バスラマインターナショナル199号の事業者訪問が「関東鉄道グループ」ということで、手持ち画像を確保するため8月に土浦駅・つくば駅へ出かけました。
バスラマインターナショナル199号の
感想めいたものは書き終えましたが、手持ち画像はまだ少しある・・・。ということで、せっかく記録した画像を有効活用すべく「土浦駅前で見たバス2023年8月」と題した画像のよせ集めを更新。今回のその1では記録出来た関東鉄道籍の移籍車の画像を並べていきます。再掲画像が結構あることをあらかじめおことわりしておきます。
なお、年式・型式は「関東鉄道グループ 在籍車両一覧」『バスラマインターナショナル199号』(2023),ぽると出版 を参照しました。
社番:9542TC.PJ-LV234L1(06年車)。
今回はこの車両の画像からスタートしたいので、社番の番号の大きいほうから順に並べていきます。まずは国際興業バスから移籍したPJ規制車のいすゞLVノンステップ車。
関東鉄道は2022年9月3日に前身の鹿島参宮鉄道の創立から100周年となることを記念し、2023年5月から復刻デザイン塗装車の運行を開始しました。画像の車両の塗装は、関東鉄道が発足した1965年から1970年代まで採用したデザインを復刻したもの。関東鉄道発足当初のバスの塗装は、鹿島参宮鉄道の塗装デザインと常総筑波鉄道の塗装色を取り混ぜた折衷的なデザインでした。
社番:9520TC.PJ-LV234N1(07年車)。2023年8月記録。
こちらのいすゞLVノンステップ車は京成バスからの移籍車。
関東鉄道は京成グループということもあり、京成バスをはじめ、京成グループ事業者からの移籍車が多数在籍しています。
社番:9514TK.BJG-HU8JMFP(07年車)。
「つくば霞ヶ浦りんりんサイクルバス」専用車となっている東京ベイシティ交通から移籍した日野ブルーリボンシティハイブリッドの長尺車。車内に2台分の自転車の積み込みが可能な装備を施し、土浦駅と筑波山口間を指定ダイヤで運行しています。
屋根上のハイブリッドバッテリー積載部は日野ロゴの「Hybrid」を貼っていますが、ボディや側面窓はいすゞの「HYBRID」ロゴというのが興味深いところです。
社番:9465TC.KL-LV280N1改(05年車)。
こちらも東京ベイシティ交通からの移籍車で、KL規制車のいすゞLVノンステップ車。
社番:9398TC.KL-LV280L1(03年車)。
京成バスから移籍した、KL規制車のいすゞLVノワンステップ車。型式を参照した「バスラマインターナショナル」掲載の一覧表によれば、乗合車登録となっている関東鉄道籍の移籍車はこのあたりが古参格となる模様。
「つくば号」にメガライナーが運用していた頃、当時の関東鉄道在籍車両はツーステップ車ばかりという感じ。続々登場していた京成移籍車は、ほぼツーステップ車でした。あれから20年近く経過し、古参格でも低床車という時代に生きているんだななどどしみじみ思いました。
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