バスマガジンの最新号で、のちのち調べるかもしれない事業者特集などを書き記しておく、それだけのために更新している小生的メモ帳更新。今回は9月27日に刊行された『バスマガジン 121号』です。
まずは、前号の予告をチェック。前号の予告では、「 おじゃまします!!バス会社潜入レポート 『神戸市交通局』」、「帰ってきた!都道府県別地域別路線バス全方位レポート『広島県』」、「メーカー既存の安全対策にプラスアルファを装備 ウチのバスはこんな後付けガジェットで安全性を高めてます!!」、「ワンステ、ツーステ、短尺、ナロー・・・刻々と進化を見せる電気バスの進化とニーズを追う」、「意外にもレアでは無かったあの装備!?その目的は?タイヤカバー付きバスのテクノロジー」、ほかとなっていました。
やはりというか「タイヤカバー付バス」の記事は掲載されず。そもそも、タイヤカバーにテクノロジーなどあるの?という感じもしますが。後付けガジェットと電気バスの記事は正直予告のニュアンスと違う気もしますが、いちおう掲載アリ。予告通りの掲載は、バス会社潜入レポートと路線バス全方位レポートの広島県でした。
バス会社潜入レポートは初登場となる「神戸市交通局」。
執筆今号もBJエディターズの加藤氏が担当。BJハンドブックシリーズの直近作は2011年の『BJハンドブックシリーズR73 神戸市交通局』となります。2011年のハンドブックシリーズは車両編の掲載写真にイマイチなものもあったので、ようやく側面窓形状が分かる写真が掲載されました。
記事は、2023年7月20日現在の在籍車両をもとに編集し、沿線風景と車両紹介をカラー頁・白黒頁に営業所の外観写真と歴史編をまとめた、いつも通りの構成となっています。
局番:892・PJ-MP37JK(06年車)。2023年8月記録。
局番:893・PJ-MP37JK(06年車)。2023年8月記録。
手持ちの神戸市交通局のバス画像から、06年に導入した三菱ふそうMPノンステップ車。神姫バスの画像確保のついでに記録したものです。
神戸市交通局は「
急勾配が多い路線環境であることから、都市部の事業者には珍しい高出力仕様が選択されていたことが特徴 」で、かなり早い段階でコーナリングライトも装備しています。塗装は「菊水カラー」と呼ばれるデザインをベースに、「
ノンステップバスは白と明るい緑のボディカラー 」を採用しています。また、正面の赤色のマークは「愛の輪」のシンボルマーク。1998年度から2006年度に導入したノンステップバスに掲げられていました。
「帰ってきた 路線バス全方位レポート」は「広島県」。前シリーズは2008年27・28・29号と3回に分けての掲載でした。呉市・三原市・尾道市といった公営バス事業者が姿を消したこともあり、今回は1回でまとめられてしまいました。2008年に比べ事業者の数が少なくなったとはいえ、やはり1回で全事業者を紹介するのは難しかった模様。写真1枚だけの紹介ばかりの残念な感じとなりました。
注目事業者の車両一覧表は、「広島電鉄」。2023年6月30日現在の乗合登録車(高速車含む)を掲載しています。
「鈴木文彦が斬る、バスのいま」は「非常時の対応がすぐできるノウハウの大切さ」。残念ながら「~各地へ旅立ったバスたち~移籍バスの行方を追跡」は今号休載でした。
そのほかの連載はあいかわらず広告臭がキツ過ぎるもの、今後調べることが無さそうなものばかりなので省略します。
次号予告は、「 おじゃまします!!バス会社潜入レポート 『仙台市交通局』」、「帰ってきた!都道府県別地域別路線バス全方位レポート『福岡県』」、「ぼちぼちデビューの気配・・・いすゞのEVバスはどんな感じ?」、「性能とフィーリングを徹底チェック!!ルーフ搭載バッテリーのEV9.0m車試乗」、「開業してから2カ月が経過・・・BRTひこぼしラインは好調か!?」、ほかとなっています。
なお、本文中の「斜字 」部分は同誌からの引用部分、掲載画像の型式・年式は掲載の車両一覧等を参照していま
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