毎年12月に競輪場への無料送迎バス運用車両を記録していますが、もちろん他の車両も記録しています。ということで、とりためた画像を有効活用するシリーズ「立川駅北口で見たバス」です。今回の2024年12月編その1では、記録出来た西武バスの車両から、1950年代から2020年まで採用していた旧塗装、いわゆる「笹バスカラー」の車両画像を並べていきます。
なお、型式・年式は『BJハンドブックシリーズV113 西武バス』(2023),BJエディターズ を参照しました。
社番:A5-852.QKG-MP38FK(15年車)。
社番:A5-851.QKG-MP38FK(15年車)。
UD車ばかり走ってきた西武バスも今は昔。いまや、三菱ふそう・いすゞ・日野車が行き交うバラエティに富んだ状況となっています。
まずは、三菱ふそう車からヘッドライト周りをモデルチェンジした現行顔のMPノンステップ車。側面窓は黒サッシで、クーラーはメーカー標準のデンソー製を搭載しています。前後で車両が異なり失礼します。
社番:A8-481.2PG-LV290N2(18年車)。
いすゞ車は1990年代から導入を再開しました。当初は埼玉県内営業所の配置だけでしたが、徐々に配置営業所を拡大。都内の営業所にも配置車両が増え、ジェイ・バス製現行ボディ車は西武バスの主力モデルのひとつとなっています。
ちなみに現行ボディとなったいすゞLVはフロントタイヤ上部に燃料タンクを装備していますが、西武バスでは営業所・年式ごとに左側タンク・右側タンク両方を採用しています。画像の車両はメーカー標準仕様の左側タンクです。
社番:A8-618.2SG-HL2ANBP(18年車)。
18年からジェイ・バス製現行ボディモデルの大型ハイブリッド車を日野ブランドで導入を開始しました。これで立川駅北口にやってくる西武バスの車両がUD・三菱ふそう・いすゞ・日野と、国内ディーゼル4メーカー揃うことになりました。
社番:A9-20.2PG-MP38FK(19年車)。
社番:A9-49.2PG-MP38FK(19年車)。
三菱ふそうMPは18年の途中から笹バスカラー末期の20年途中まで銀サッシ仕様になりました。三菱ふそう車は銀サッシから黒サッシに仕様変更していたので、元に戻ったともいえます。上下で車両が異なり失礼します。
社番:A9-120.2SG-HL2ANBP(19年車)。
19年も日野の大型ハイブリッド車を導入。旧モデルのブルーリボンシティハイブリッドはわずかな台数の導入で終了しましたが、持続可能な社会の実現に向けた「サステナビリティアクション」もありハイブリッド車導入が続くことになりました。
中扉の窓ガラス形状が18年導入車と異なりますが、西武バスは以後この窓ガラスを採用しています。
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