「立川駅北口で見たバス」と題したバス画像のよせ集め。今回の2024年12月編その2では、記録出来た西武バスの車両で2020年から採用した現行塗装「S-tory」カラーの車両画像を並べていきます。
なお、型式・年式は『BJハンドブックシリーズV113 西武バス』(2023),BJエディターズ を参照しました。
社番:A0-178.2PG-MP38FK(20年車)。
西武バスは2020年に塗装デザインを一新。新塗装は「S-tory」と名づけられ、「都心から多摩・埼玉を東西に結ぶ鉄道線と、南北に結ぶバスの特徴をイメージ 」したデザインとなりました。
まずは三菱ふそうMPノンステップ車。「S-tory」カラーとなったMPノンステップ車は、また黒色サッシを採用するようになりました。
社番:A3-357.2RG-LV290N3(23年車)。
こちらは「S-tory」カラーのいすゞLV。EDSSを装備したモデルです。
それにしても、塗装変更=デザイン簡素化&コストカットという昨今のバス業界で、「S-tory」カラーの複雑・手間のかけ方は特筆すべきものがあります。中扉上部と非常口扉上部だけに塗られた緑色や、前方側面窓上の「笹バスカラー」オマージュの塗り分けなどのこだわりは半端じゃありません。
社番:A4-480.
2021年に東京都は「2030年までに温室効果ガス排出量を2000年比で50%削減する」目標とする「HTT」(電力をH「へらす」T「つくる」T「ためる」)を発表。これを受け、都内のバス事業者はこの取り組みに対応すべく、電気バス導入やハイブリッドバス導入などを積極的に行うこととなりました。
西武バスは都内営業所を中心にハイブリッドバス導入を進め、2024年にはOEMモデルのいすゞエルガハイブリッドも登場。いすゞの「HYBRID」ロゴをきちんと採用しているのでメーカー判別に苦労しません。
社番:A4-571.
こちらは24年導入の日野ブルーリボンハイブリッド。
ハイブリッドモデルが販売ラインナップから無くなる前にまとまった台数を確保しておきたい!という強い意思を感じるくらいの導入台数です。
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