「立川駅北口で見たバス」と題したバス画像のよせ集め。今回の2024年12月編その3では、記録出来た立川バスの三菱ふそう車画像を並べていきます。
なお、型式・年式は「立川バス 所有車両一覧」『バスマガジン124号』(2024),講談社ビーシー/講談社 を参照しました。
社番:A953J.PJ-MP37JK(06年車)。
まずは立川バス在籍の三菱ふそう車では最古参格となったPJ規制車のMPノンステップ車。画像の車両は2024年2月に閉所した曙営業所配置車両だったため、上水営業所転属後も社番頭の「A」はそのまま残り、末尾に配置営業所アルファベットを追加する独特なものとなっています。
曙営業所では宗教施設への送迎路線を担当していましたが、画像の車両は上水転属後の現在、立川競輪場への無料送迎バスの運用に入ることも多いようです。
社番:C979.PKG-AA274KAN(09年車)。
PKG規制車の「エアロスターS」こと、AAノンステップ車。日産ディーゼルのRAノンステップ車のOEM車のため、西工ボディ架装が特徴となっています。立川バスはAAのクーラーにサーモキング製を採用しました。
画像の車両はもともと拝島営業所を管理受託していた分離子会社のシティバス立川籍の車両で、当時は立川競輪場無料送迎バスの専用車的存在となっていました。シティバス立川が2018年に立川バスに統合されてから福生営業所管轄の路線運用をメインにしていましたが、古参車の引退により、2024年末頃から立川競輪場無料送迎バスにカムバックした模様。
社番:J989.QKG-MP37FM(12年車)。
AAノンステップ車販売終了後はMPノンステップ車の導入を再開しました。クーラーは従前のMPと同じく三菱重工製を採用したのが立川バスの特徴です。また、サッシはAAから引き続き黒サッシとなっています。
さて、立川バスはMPノンステップ車をK尺メインで導入していますが、2011・2012年は長いM尺車を導入しました。
社番:J805.QKG-MP38FK(15年車)。
ヘッドライト周りをモデルチェンジした現行MPノンステップ車は2014年から導入を開始。社番は999まで進んだので800番台へ巻き戻っています。画像は15年導入車です。
社番:J822.2PG-MP38FK(17年車)。
17年導入のMPノンステップ車。
ちなみにラッピング広告車となると社名標記が前扉上と運転席窓上に追加されます。
社番:J823.2PG-MP38FK(17年車)。
立川バスはサンエックスとタイアップし、ボディラッピングやシートカバーなどにキャラクターをあしらった「リラックマバス」を2007年から運行を開始しています。10年以上続く人気キャラクターバスということもあり、ラッピング車が変わったり、デザインが変わったりと色々な動きが見られます。かつては「リラックマバス○号車」の呼び方でしたが、現在はラッピングデザインの名前が愛称となる模様。画像のピンク色ベースの「リラックマバス」は立川バス公式HPによれば「いちご」とのこと。以前は正面に立川バス社章のデザインがありましたが、いつのまにか無くなりました。
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