バスラマ最新号の感想めいたものが書き終わり、今回から２０２５年２月に愛媛県松山市で記録したバス画像のよせ集めをスタートします。今回の伊予鉄バス編その１では、記録出来た大型乗合車の画像を並べていきます。
なお、型式・年式は「伊予鉄バス・伊予鉄南予バス 在籍車両一覧」『バスラマインターナショナル２０８号』（２０２５），ぽると出版 を参照しました。
愛媛２２か２００５．Ｕ－ＨＴ２ＭＬＡＡ改（９３年車）。
路線車は中型メインとなっている伊予鉄バス。大型車は森松線や北条線、松山空港線など幹線路線中心の運用となっています。まずは大型車では古参の日野ＨＴツーステップ車から、旧塗装で残る１台。
予備車となっているようで、この日は本務車両に何かしらのトラブル発生で急遽代車として運用に入っていました。後面の行先表示は以前から使用していないようで、白幕表示となっていました。
愛媛２２か２００６．Ｕ－ＨＴ２ＭＬＡＡ改（９３年車）。
こちらはラッピングでオレンジ一色となった日野ＨＴツーステップ車。
伊予鉄バスに現在在籍する日野ＨＴは側面銀サッシ全引違窓で中扉４枚折戸仕様となっています。客席シートは現行ジェイ・バス製ボディ標準シートの元祖？かもしれない、背もたれ上部に握り棒パイプがある当時のバスではあまり見かけないタイプのものを装備しています。
愛媛２００か５０２４．ＫＬ－ＨＲ１ＪＮＥＥ（０４年車）。
伊予鉄は２０００年からノンステップ車の導入を開始し、２００４年から１０．５ｍサイズの日野ＨＲを導入しました。現在自社発注の日野ＨＲ１０．５ｍサイズは０４年に導入した５台が在籍しています。
愛媛２００か５２８５．ＢＪＧ－ＨＵ８ＪＭＦＰ（１０年車）。
環境対策として２０１０年に日野ＢＲＣハイブリッドを２台導入しました。
当時の伊予鉄道は環境対策として２００６～２００９年にＣＮＧ改造した日野ＨＲ１０．５ｍサイズを合計６台導入しました。ＣＮＧ改造車は燃料ボンベの期限の関係から全車姿を消し、当時の環境対策で導入した車両で残っているのがこの２台だけというのがなんとも。後面側からの画像のみで失礼します。
愛媛２００か５５９６．２ＫＧ－ＫＶ２９０Ｎ２（１７年車）。
現行ジェイ・バス製ボディのＫＶは２０１５年から導入を開始しており、オプションの運転席側燃料タンク車を採用しているのが特徴です。運用路線にあわせてＮ尺・Ｑ尺どちらも導入しています。画像の車両は斎院配置のＮ尺車です。
愛媛２００か５６５９．ＰＫ－ＨＲ７ＪＰＡＥ（０６年車）。
新車導入を続けてきた伊予鉄バスですが、２０１０年代後半から移籍車も導入するようになりました。画像のＰＫ規制なＨＲ１０．５ｍ車は２台在籍する川崎鶴見臨港バスからの移籍車のうちの１台です。カーテンの取り付けなど、自社発注車に合わせた改造を行っています。
愛媛２００か５６８６．ＰＫＧ－ＫＶ２３４Ｌ２（０９年車）。
こちらのＰＫＧ規制車の日野ＫＶノンステップ車も移籍車です。
愛媛２００か５７１２．ＥＶＭ－Ｊ １０．５（２４年車）。
伊予鉄バスは２０２２年に電気バスを１台導入し、２０２３年から本格的な運行を開始しました。２０２４年には、大型・中型・小型あわせまとまった台数の電気バスを導入。松山市駅を発着する電気バスは見なれた光景となったようです。
大型車はＥＶモーターズ・ジャパン製Ｆ８シリーズ２の１０．５ｍを採用しており、画像の車両は川内に５台配置となったうちの１台です。
愛媛２００か５７１５．ＥＶＭ－Ｊ １０．５（２４年車）。
川内配置の１０．５ｍサイズ電気バスをもう１台。
伊予鉄バスの大型車はすぐにラッピング広告対象車となるようで、電気バスもご覧の通り。画像の車両は富士通のラッピング広告車ですが、ロゴマークのみのシンプルなデザインです。
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