2025年2月に愛媛県松山市で記録したバス画像のよせ集め。今回の伊予鉄バス編その3では、記録出来た松山空港リムジン専用車の画像を並べていきます。
なお、型式・年式は「伊予鉄バス・伊予鉄南予バス 在籍車両一覧」『バスラマインターナショナル208号』(2025),ぽると出版 を参照しました。
愛媛200か5001.KL-RU1FSEA(03年車)。
松山市内中心部と松山空港を結ぶ松山空港リムジンバス。専用車はかつて青色系統のオリジナル塗装を採用していましたが、2015年のチャレンジプロジェクト以降は路線・高速・貸切車共通のオレンジ一色となっています。塗装デザインは共通ですが、リムジンバス専用車はボディに「LIMOUSINE」と飛行機のアイコンイラストで判別可能なようにしています。
型式等を参照した『バスラマインターナショナル208号』によれば、「松山空港リムジンバス用は13台 」在籍しているとのこと。
まずは古参格となる画像の日野セレガRのハイデッカーは都市間高速バスからリムジンバスへの転用車です。伊予鉄バスの高速車は夜行運行可能な装備をもつ3列シート車だけでなく、4列シート車も側面固定窓仕様を採用しています。
愛媛200か5101.KL-RU1FSEA(05年車)。
同じくセレガRのハイデッカーで都市間高速バスからリムジンバスへの転用車。伊予鉄バスが05年に導入した日野RUは、製造最終期あたりのセレガRと、モデルチェンジしたばかりのセレガの2モデルが在籍しています。
愛媛200か5309.PKG-RU1ESAA(10年車)。
2000年代後半の松山空港リムジンバスは古参のブルーリボンな貸切転用車中心で、そこに高速車から転用したセレガが少数在籍する状況でした。そこで09年から空港リムジンバス専用車に日野セレガの新車導入を行い、本格的な車両代替を開始しました。
新車導入したセレガは高速車とは異なり、折戸+T字側面窓にリヤスポイラー無しという廉価仕様を採用。松山空港リムジンバスは短距離路線ということもあり、必要最低限の見栄えと仕様で導入するところはさすがといえます。
愛媛200か5480.QTG-RU1ASCA(15年車)。
14年以降に導入した松山空港リムジンバス専用車は小排気量エンジン搭載車となりました。
愛媛200か5525.QTG-RU1ASCA(16年車)。
こちらは16年導入車。現在は図柄入りナンバープレートを装着していますが、
2017年時点では緑色のナンバープレートでした。イベントか何かのタイミングで図柄入りナンバープレートに交換したようです。
愛媛200か5621.2PG-RU1ASDA(18年車)。
後面側からの画像のみですが18年導入車。
こちらも図柄入りナンバープレートを装着しています。
愛媛200か5676.2PG-RU1ASDA(20年車)。
20年導入車は緑色のナンバープレートです。
さて伊予鉄のリムジンバスといえば空港だけでなく、「港」へのリムジンバスも運行しています。松山市中心部と松山観光港を結ぶリムジンバスは船のロゴが識別ポイントとなっていますが、大減便により今回は見ることが出来ませんでした。
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