バス会社潜入レポートは「相鉄バス」。バスマガジンのバス会社潜入レポートでは旧編集体制だった2011年刊行の50号以来、2度目の登場となります。執筆はBJエディターズの加藤氏が担当しています。ちなみにBJハンドブックシリーズで相鉄バスはまだ取り上げていないので、完全書き下ろし新作です。
内容は2024年12月31日現在の在籍車両をもとに編集しています。沿線風景と車両紹介をカラー頁、白黒頁に営業所の外観写真と歴史編という、いつも通りの構成となっています。
ここからは在籍車両の手持ち画像を何枚か並べていきます。

社番:2251.2PG-LV290N3(22年車)。2025年1月記録。
「
乗合314台(高速車13台含む)、貸切11台、特定12台で、計337台 」在籍している相鉄バス。「
メーカー別に見ると、三菱ふそう140台、いすゞ91台、日野59台、日産ディーゼル・UDトラックス37台、日産7台、トヨタ3台 」とのこと。
「
アイボリーにコーポレートカラーのブルーとオレンジを配した 」現行塗装デザインは2008年後期から採用しています。
画像は22年に導入したいすゞLVで、右側燃料タンク車です。相鉄バスは現行ジェイ・バス製ボディノンステップ車の燃料タンクを導入年により、左だったり右だったり。営業所の給油施設が片方に集中しないよう考慮しているようです。

社番:4223.2SG-HL2ANBP(22年車)。2025年1月記録。

社番:4224.2SG-HL2ANBP(22年車)。2025年1月記録。
「
2018年から採用されている短尺の日野ブルーリボンハイブリッド 」。日野ブルーリボンハイブリッドの燃料タンクは「
2018~2020年式が左、2021~2024年式が右 」となっています。
相鉄バスで日野車は長く少数派でしたが、ブルーリボンハイブリッドの採用台数増加で「
比率が高まっている 」状況です。

社番:8452.3BE-DS4E26(24年車)。2025年1月記録。
相鉄バスは綾瀬市・海老名市・大和市「
3市の自治体バスの運行を受託 」しています。画像の日産キャラバンは「
海老名市「YouBus実証運行」に使用 」しています。
社番:9701.QKG-MP35FP(17年車)。2024年9月記録。
長尺トップドアのツーステップ車は深夜急行バス用に導入しましたが、コロナ禍の深夜急行バス休止で現在は「
アウトレット直行バスや貸切車に転用 」しています。画像の現行マスクの三菱ふそうMPトップドア車は「
2024年11月に運行を開始した横浜駅西口~三井アウトレットパーク横浜ベイサイド間の直行バスに使用されている 」とのこと。
「鈴木文彦が斬る、バスのいま」は「集中するイベント利用者をさばくノウハウ」と題し、2024年4月に開催された「鈴鹿F1日本グランプリ」で三重交通が運行を担当した近鉄白子駅とサーキット場を結ぶシャトルバスの旅客対応や運用などを紹介しています。
「~各地へ旅立ったバスたち~移籍バスの行方を追跡」は第17回東武バス編(その2)南東北・北関東。東武バスの移籍車から宮城県・山形県・福島県・群馬県・栃木県・茨城県の事業者に移籍した乗合車両を紹介しています。
ここでは、福島県・栃木県・群馬県の事業者に移籍したいすゞLVの画像を4枚ほど並べておきます。
会津200か72.2011年9月記録。
まずは会津乗合自動車への移籍車。会津乗合自動車には、いすゞLVと日野HTの前後扉車が「まとめて9台移籍 」しました。会津乗合自動車は前乗り前降りの乗降方式のため、後扉は「しめきり」となっていましたが側面行先表示の移設改造は行われず・・・。東武バスは00年代まで運転席側のミラーも前に飛び出たいわゆる「ユーレイミラー」を採用していましたが、会津乗合自動車移籍時に取り替えられたようです。
画像の車両は会津若松営業所配置で、3・4コース並びに松長団地方面の路線の運用が中心となっていました。なお、会津乗合自動車に移籍した大型乗合車は「現在はすべて引退済み」とのこと。

宇都宮200か772.U-LV324L(94年車)。2009年記録(再掲)。
栃木県の関東自動車には、94「
年式のいすゞ車が11台移籍 」しました。まずは前中扉仕様のLV。当時の関東自動車も前乗り前降りの乗降方式を採用していたので、中扉・後扉は「しめきり」となっていました。また、「ユーレイミラー」はそのまま活用していました。

宇都宮200か761.U-LV324L(94年車)。2009年記録(再掲)。
こちらは前後扉仕様のLV。側面行先表示は前扉側に移設改造していました。
関東自動車はのちに東野交通と合併し、東野交通所有だった東武バス移籍車が加わることになりました。
社番:3305.U-LV324L。2008年記録(再掲)。
「
群馬バスへは93~94年式の大型ばかり7台 」、「
いすゞ4台・日野3台が移籍 」しました。画像の車両は前中扉仕様で、群馬バス旧塗装で登場したLVです。群馬バスへの移籍車も「ユーレイミラー」は健在でした。群馬バスに7台在籍した東武バス移籍車ですが、現在はすべて引退しています。
そのほかの連載や記事は広告臭がキツ過ぎるもの、今後調べることが無さそうなものなので省略します。
次号予告は、「 おじゃまします!!バス会社潜入レポート [阪急バス]」、「発表・試乗から2年!!ついに営業運行を開始した[いすゞエルガEV] その仕事っぷりを見に行く!!」、「大阪・関西万博の周辺を走るバスたちの活躍っぷりを見てきた!!」、「あのトルコからやってきた超小型バス[e-JEST]の1扉量産型に試乗!!」、「バスの床考察。ステップってそんなに“悪”ですか?今も全国でワンステ、ツーステ車の大活躍中!!」、このほか、バス情報・企画満載!!となっています。次号は予告詐欺っぷりを見せつけないでほしいですね。
なお、本文中の「斜字 」部分は同誌からの引用部分、掲載画像の型式・年式は掲載の車両一覧等を参照しました。