2025年4月に記録した画像を並べる「下関市内で見たサンデン交通2025」シリーズ。
今回のノンステップ車編その1では、ナンバープレートが5000番台ではない車両の画像を並べていきます。
下関230あ122.
サンデン交通はノンステップ車に青色1色の塗装デザインを採用しています。この青色、もともとは下関市立しものせき水族館「海響館」PR車の地色として登場しました。このため2000年代初めには旧来の塗装で登場したノンステップ車も見られましたが、いつのまにか青色がノンステップ車の正式な塗装デザインとなりました。
そんな青色1色の基となった「海響館」PR車の1台だったのが、画像のKK規制な日野HR9m車。「海響館」PR車時代はベースの青色に「海響館」で飼育展示していた様々な海の生き物たちのイラストというかわいらしいデザインでした。PR終了後はノンステップバスなどの表記を貼るわけでもなく、関連イラストを剥がしただけ。なんともあっさりした状態で運行しています。

下関230あ344.
2006年にご当地ナンバープレートの「下関」が誕生すると、サンデン交通は下関市内営業所配置の車両を山口ナンバーから下関ナンバーに変更しました。山口ナンバーで登録した車両は、希望番号で同じ番号を取得しました。画像の車両はKK規制車の日野HR9mサイズ。2000年代前半のサンデン交通は中型・小型に新車を投入し、メインの大型車は移籍車で車両代替を進めていました。
下関230あ355.
RMのノンステップ車も導入しました。クーラーはデンソー製を搭載しています。このRMがサンデン交通で久々の西工ボディ架装車となりました。

下関230あ419.
PB規制車の日野HR9mサイズ。搭載エンジンの変更などから、ルーバーや非常口位置変更などマイナーチェンジしています。
下関230あ427.
いすゞLRノンステップ車。クーラーはサーモキング製を採用しています。
側面は「人と地球にやさしい」標記のみ。過去のラッピング広告車だったときに剥がしてしまったのでしょうか。
下関230あ502.
PB規制車の日野HR9mサイズ。
こちらはヘッドライト間の「人と地球にやさしいノンステップバス」標記がありません。
下関230あ503.
同時期に導入したこちらの日野HR9mサイズにはヘッドライト間の「人と地球にやさしいノンステップバス」標記があります。
下関200い1.
2006年にご当地「下関」ナンバーが誕生。せっかくだから登録番号1番の車両を登場させたいと考えたのか、この年導入した三菱ふそうMK10.5mサイズの1台に栄えある1番を希望番号で取得しました。これまでノンステップ車は中型9mサイズを中心に導入してきたサンデン交通ですが、2005年頃から中型幅10.5mサイズも並行して導入するようになりました。
下関200か11.
希望番号ではなく、払い出しの「下関200か」ナンバーはサンデン交通でレアな存在です。PB規制車の日野HR9mサイズ。
下関200か14.
こちらも払い出しの「下関200か」ナンバーで導入した三菱ふそうMK10.5mサイズ。登録番号1番で登場した車両と前中扉間の側面窓割が異なっています。
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